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『通関士試験・(輸入取引に係る輸入貨物)』
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?   (2529)

【第47回・平成24年度 通関士試験(実務科目)
           その他の問題 「課税価格の計算」第11問】


 この昨年度の「通関実務・その他の問題 (課税価格の計算問題)においては、”3点ばかりのトラップ=罠(わな)・落とし穴が仕込まれれていると思います。
 なお、(1時間半)という「通関実務科目」の試験時間の中で、この第11問に使える解答時間は、単純割り振りでいけば”2~3分のみ!”です。2~3分の中で、読み・理解し、計算を組立て、課税価格を算出し、解答欄の金額数字をマークし終えなければなりません。
そこに、各受験者の(処理スピード)、(処理方法)、は”一切、関係ありません!”

「(試験時間内)に合格基準以上の正解を出せるか/否か!?だけの世界です」

【問 題】 次の取引内容に係る輸入貨物の課税価格を計算し、その額(各桁毎の数字)
     をマークしなさい。
1.輸入者M(買手)は、鞄300個を輸入するため、A国の当該鞄の製造者X(売手)
  との間で売買契約を締結する。
2.当該売買契約においては、次の事項が定められている。
  イ 単価(CIF価格)・・・・・・・・200米ドル/個
  ロ 輸入者Mは、デザインがプリントされた当該鞄の生地を無償で製造者Xに
    提供する旨
  ハ 当該契約の代金については、輸入者Mと製造者Xとの間で合意された外国
    為替相場「1米ドル=110円」により本邦通貨に換算のうえ決済する旨
3.輸入者Mは、本邦の生地生産工場Yから当該鞄の生地を500,000円で取得し、
  無償で製造者Xに提供する。なお、当該生地にプリントされたデザインは、
  本邦のデザイン会社Zが本邦において作成したものであり、輸入者Mはデザ
  イン会社Zに対し、当該デザインに要した費用として150,000円を支払って
  いる。
4.輸入者Mは、当該生地を無償で提供するために要した運賃70,000円及び保険
  料20,000円を負担している。なお、A国における当該生地の輸入の通関手続
  きに要した費用10,000円については製造者Xが負担している。
5.輸入者Mが当該鞄を輸入申告申告する日における税関長が公示する外国為替相場
  は、「1米ドル=100円」である。
6・当該鞄に係る仕入書には、輸入者Mと製造者Xとの売買契約に基づく米ドル建
  ての代金が記載されているが、輸入者Mは当該売買契約に従い当該契約の代金
  を本邦通貨に換算のうえ製造者Xに支払う。
7.製造者Xは、輸入者Mから提供を受けた生地を全て使用して当該契約に係る当該
  鞄を生産するものとする。また、当該鞄の輸出者は製造者Xである。
8.輸入者M、製造者X、生産工場Y及びデザイン会社Zの間には、それぞれ特殊
  関係はない。

【解 答】 : (課税価格) 7,340,000円

【解 説】は、次号以降、2~3回にわたって継続します。

by Gewerbe   「貿易ともだち」   K・佐々木
『通関士試験・(輸入取引に係る輸入貨物)』_a0061688_12151949.jpg
  
# by Gewerbe | 2014-06-23 12:15 | Trackback | Comments(0)
『通関士試験ー(気密容器の定義)』
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?   (2528)

平成24年度(第46回)通関士試験の「通関実務科目・(その他問題)」において、下記の出題がありました。

【平成24年度(第46回)通関士試験・実務科目(その他の問題)第4問】
 次の記述は、関税定率法別表(実行関税率表)における「気密容器の定義」に関するものであるが、その記述の正しいものをすべて選び、その番号をマークしなさい。
(1~4.-”記載略”-)
5.アルミフォイルその他の金属はくの袋で、防湿セロファン又はプラスチック等を
  張り合わせ、又は熱融密着してあるものは、気密容器に該当する。


【答え】:誤り  記述の内容は正しい記述ではなく、(気密容器)には該当しない。

【解説】:現行の「気密容器の定義」においては、(金属はく、プラスチック等のシート
     を張り合わせ熱融密着された袋は(気密容器)とみなされます。

 この選択肢5.の記述は(又は)で、前後に別れ、”二つの容器”の内容が記載されていることが理解できるでしょうか?
① 「張り合わせ」
 又は(or))
② 「熱融着したもの」

②の熱融密着した袋は、「気密容器」に該当します。しかし、①の張り合わせただけの袋は、「気密容器」とはなりません。
 つまり、選択肢記載中の(又は)の”一文字!”の記載が書いてなけねば、この選択肢は正しい記述となります。受験者が、この(又は)を見抜き、正しく解釈したか、どうかで分かれ道となります。
「通関士試験問題」の全体に通じる内容ではありますが、特に「通関実務科目・(その他の問題)」においては、これら(受験生の基礎的な事務理解・処理能力)が、嫌らしくも巧妙に仕組まれています。

 この(通関士試験における出題記載の特徴=トラップ(罠・落とし穴)をつかんだ学習対策を進めない限り、どれほどの受験学習を重ねても、結果は徒労に終ります。受験生の合否判定基準が皆さんの思っているところとは(違うポイント)で、問題作成されているのです。

【出題の背景】
 関税定率法・別表(実行関税率表)において、「第4部・第20類ー野菜・果実等の調製品」
2008-70-20などにおいては、(気密容器入り)か否か、という区分があります。
 米国等においては、この金属箔やポリプロピレン等の積層シートの熱融密着袋は(気密容器)として扱っていました。HS条約においても具体的な定義がなく、日本は関税の課税上の区分から気密容器とはみなしていませんでしたが、平成13年6月20日の分類例規の一部改正・「財関第504号」(気密容器の定義)において、「アルミフォイルその他の金属はくの袋で、防湿セロハン又はプラスチックフィルムを張り合わせ熱融密着したもの」は、「食品衛生法の基準」にならい、規定値以上の気密性を有する積層フィルム容器は、(気密容器)に該当するように改正となっています。

by Gewerbe   「貿易ともだち」  K・佐々木
『通関士試験ー(気密容器の定義)』_a0061688_811416.jpg

    
# by Gewerbe | 2014-06-22 08:10 | Trackback | Comments(0)
『通関実務科目・(その他の問題)-③』
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?   (2527)

 実は、通関実務科目・(その他の問題)の文章問題において、「特恵関税制度・原産地認定基準」は、第45回、第46回、第47回と3年続けて出題されており、昨年度は(またか!?)と少々の驚きがありましたが、その内容には前号アップの通り”唖然・・”が正直な気持ちです。

 下記が、平成24年度(第46回)での出題です。
(前年度・平成23年の法令改正における「繊維製品に関する原産地基準の緩和」に関わる出題が中心であり、まだ”納得できる出題内容”であったように感じます)

【平成24年・第45回 通関実務科目 第7問】
 次の記述は、関税暫定措置法第8条の2(特恵関税等)の規定による特恵関税制度に関するものであるが、その記述の正しいものはどれか。すべてを選び、その番号をマークしなさい。
1.一つの特恵受益国において生産された物品であって、関税定率法別表第19.04項
  に該当する穀物を膨張させて得た調整食料品については、その生産に非原産品を
使用した場合であっても、当該非原産品の総重量が当該調製品の総重量の5%以下
  のときは、当該特恵受益国の原産品である。
2.一つの特恵受益国において生産された衣類(メリヤス編み又はクロセ編みのもの)
  が当該特恵受益国の原産品であるか否かを判定するにあたっては、その生産に使用
  されたプラスチック製のボタンを考慮しない。
3.一つの特恵受益国において紡績用繊維かの糸からの製造により生産された衣類(メ
  リヤス編み又はクロセ編みのもの)は、当該特恵受益国の原産品ではない。
4.オーストラリアにおいて生まれ、一つの特恵受益国で育成した動物(生きている
  ものに限る)は、当該特恵受益国の原産品である。
5.一つの特恵受益国において、本邦から輸出された物品のみから生産された衣類(
  メリヤス編み又はクロセ編みのもの)は、当該特恵受益国において完全に生産さ
  れた物品とみなされる。

【正 解】 : 2 ・ 5  (1、3、4の記述は誤った記述である)

(第7問)の出題主旨は、前年度改正の(繊維製品の緩和)であることは理解できますが、「五肢選択問題」という五つの”数合わせ!に、このような問題で埋められたのでは、”たまったものではない!”ですね。これに正解できねば、得点はありません。
難関は、4.でしたね。この4.をまちがえば、(第7問)の得点は=”0点”で、部分点無しでした。

【解 説】 4.
「完全に生産された物品の指定」 (関税暫定措置法施行規則第8条の3)
 一つの国又は地域において生まれ、かつ、生育した動物(生きているものに限る)

by Gewerbe   「貿易ともだち」   K・佐々木
『通関実務科目・(その他の問題)-③』_a0061688_2330312.jpg

# by Gewerbe | 2014-06-20 23:30 | Trackback | Comments(0)