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『技術指導料ー(役務の費用)』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4686)

 前号「2016年度・輸入(納税)申告書問題」においての『指導料の扱い』は、このブログ上で、過去数回アップしてきています。参考として、下記に再アップします。

2015年10月2日(No.2806)・『課税価格の決定ー(役務の費用)』
課税価格の決定方法における「役務の費用」の扱いが混沌として、理解に苦しむ受験者が多いようですね。
”三つの理由”が想定できます。
1)
 限定列挙の加算費用の技術・開発の役務「輸入貨物の生産の役務」の区分を理解していない。
2)
 (買手負担)(売手負担)の区分が明確にできていない。
3)
 「輸入貨物の輸入引取りの条件」となっているか/否か?の判断が明確にできていない。
 「役務の費用」という語句での判断ではなくて、役務の費用の対価という語句が使われている輸入取引の状況の判断が大切なのですが、判断基準の要点を順番に考えてみましょう。
① 輸入貨物の「本体の生産の役務」か? 輸入貨物の「原材料に係る生産の役務」か?
② 「生産の役務」か? 「取得のための役務」か?
③ 「限定列挙の加算要素」=技術・設計等の”開発に係る役務”か? それ以外の役務か?
④ 直接的に、「輸入取引の輸入貨物に係る費用」か?
⑤ その役務の対価は、「買手負担」か?/「売手負担」か?
⑥ 「輸入貨物の輸入取引の条件」となっているのか/否か?

〇 買手は、その役務の費用を負担しないと、輸入貨物を輸入できないのか/負担しなくても、輸入できるのか? 負担しなくても、輸入は可能で、輸入取引の具体的な契約条件となっていないのか?
〇 「本邦で開発されたものを除く。」の除外規定は、「限定列挙の加算費用」としての”技術・設計等の開発に係る役務の費用で買手が負担する対価”への除外規定であり、他の役務の費用をも除外とするものではありません。

 とは言え、上記のアップ内容は、「一般的な輸入貨物の輸入取引」を前提とする内容であり、買手が輸出者に資材を提供、技術指導して製品化を委託する「委託加工貿易」とでは少々異なる意味合いがありますよね。法令改正後、通関士試験・輸入申告書問題に初めて組み込まれてきた、この2016年度の『逆委託加工貿易』に係る出題。
 売手の負担すべき費用の買手による立替払い費用を、「水産物の加工作業の指導派遣費用」:買手による技術指導の自己負担派遣と、”あえて?/不注意に?”記述され、さらには、インボイス上で、「Frozen Prepared Aji-Fry(Prepared Aji-Hiraki with Panko=冷凍アジフライ(アジ開きパン粉調理済)と、”日本語製品名”←ローマ字表記してあり、あたかも「アジフライは、本邦独自の調理技術」であるかのごとくの混乱を誘う問題記述には、”殺意”さえ感じました・・。

blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木


by Gewerbe | 2019-06-28 22:01 | Trackback | Comments(0)
『技術指導料』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4685)

 前号までアップの「2016年通関士試験・輸入(納税)申告書問題」において、私が注目したのは、「歩留まり」よりむしろ、「技術指導料」でした。
 当時のブログアップ記事を見返していただければ、「この問題記述は、国家資格試験としての問題記述としては不適正である。」との辛辣な書込みを行っていたかと思います。具体的には、”正解をその後の解説によって、どちらにも振れる記述で、国家資格試験での記述としては相応しくない”と記したと思います。
【問題・記ー10】
 「HIJ社は、ABC社による水産物の加工作業を指導するための技術者を本邦所在のDEF社に委託して派遣しており、その派遣のための費用として、輸入される水産物加工品の重量1Kg当たり10円をDEF社に支払うものとする。」

【解答・解説】
 問題文の記10の費用(水産物の加工指導を本邦のDEF社に委託して派遣する費用であり、買手により売手のために行われた間接支払いに該当し課税価格に算入される。
 当該問題の課税価格の計算にあたっては、問題分の記8から記10の記述に基づき検討することになるが、問題文の記10の費用(水産物の加工作業を指導するための技術者派遣費用)については、問題文の記8で「輸入者は輸出者との間で水産物に係る委託加工契約を結んでいる。」との記述から技術者の指導による加工作業が輸入貨物の生産に不可欠である状態と考えられ、加工作業を指導する技術者の派遣のための費用は、輸入貨物の生産費の一部となり、当該費用は買手(輸入者)により売手(輸出者)のために行われた間接支払いに該当し、現実支払価格を構成するものと考えられることから課税価格に算入することとなる。
(解答・解説:日本関税協会 抜粋)

【紛糾した関連条文】
「加算要素」:関税定率法第4条第1項第3号ニ
 輸入貨物の生産のために必要とされた技術、設計、考案、工芸及び意匠であって本邦以外において開発されたもの。(定率第1条の5第項)
イ 買手が外国において開発された製法に係る技術(ノウハウを含む。)を有償で取得し、当該技術を無償で海外の生産者に提供し、これに基づき輸入貨物を生産させた場合。
(※)
 結果的には、「加算/非加算の両方があり得る」として、判定基準点の引下げになったのではないかと思います。

blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木


by Gewerbe | 2019-06-28 05:38 | Trackback | Comments(0)
『歩留まり率(ぶどまり率)-③』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4685)

 このブログ上でくり返し、沈着・冷静”・適正な平常心での試験問題への対処=読解力と算数力”と力説してきました。
 通関士試験での近年の平均合否判定基準は、「基準合格基準点の概ね6割以上~の正解」としているのは、”完璧な法令条文の暗記”を求めてはいません。法令内容の6割程度が記憶されていれば良しとする基準だと感じています。それ以上に求められるのが、近年の通関士試験における判定基準、受験生の持つ「適正な基礎的事務処理能力」です。それは、学生時代の試験高得点者とは別個なものです。

『歩留まり』
 2016年度の試験問題は、製品重量から原材料の重量を求める問題でした。
「歩留まり」と聞けば、(製品重量)÷(歩留まり率)と一辺倒に、2016年の解答・解説となるわけではありません。

1) 製品の歩留まり率から原材料の重量を求める。
  (製品重量)÷(歩留まり率)=必要な原材料の重量  (割る)

2) 原材料の歩留まり率から製造製品の重量を求める。
  (原材料重量)×(歩留まり率)=製品重量      (掛ける)
 「歩留まり」という語句を目にした途端に、”掛ける=×”と短絡判断思考・処理を行ってしまう受験生があまりにも多いとする現状を嘆きます・・。
〇 「計算式」
 (原料重量の算出)
:(製品重量84Kg) ÷(割る) (歩留まり率42%)=200Kg
 (加工賃の算出)
:(200Kg) × 「加工単価US$3.0.00/Kg)=US$600.00
 現状の通関士試験受験への「読解力」と「算数力」の意味を、お解りいただけたでしょうか?


blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木


by Gewerbe | 2019-06-26 22:57 | Trackback | Comments(0)
『歩留まり率(ぶどまりりつ)-②』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4684)

 参考までに、前号アップの『歩留まり(ぶどまり)』が出題された「2016年度通関士試験・通関実務科目ー輸入(納税)申告書作成問題」の関係分部を抜粋して掲載します。

『通関実務・第2問 輸入(納税)申告』
 別紙1の仕入書及び下記事項により、ベトナムにおいて加工された水産物を輸入する場合の輸入(納税)申告を輸出入・港湾関連情報システム(NACCS)を使用して行う場合について、以下の問いに答えなさい。
「仕入書(INVOICE)」
 Frozen prepared Aji-Fry(Prepared Aji-Hiraki with Panko)
 (unit Kgs) : 84Kgs (Unit Price /per Kgs) : US$3.00 (Amount) : USD252.00
CIF TOKYO(Processing Fee)
ー記ー
 別紙1の仕入書に記載された「Frozen Prepared Aji-Fry」は、アジが最大重量を占めており、その含有量が全重量の20%を超えるものである。
 本邦所在の輸入者(HIJCo.,LTD.)(買手)は、ベトナム所在の加工業者である輸出者(ABC CAMPANY)(売手)との間で水産物に係る委託加工契約を結んでいる。当該委託加工に用いる原料である水産物は、米国の領海で採捕された水産物をHIJ社が米国において調達し、ABC社に対し無償で提供している。
 当該委託加工契約においては、水産物の加工費用及び加工によって得られた水産物加工品に係るABC社の加工工場から本邦までの運賃、保険料その他運送に関連する費用を含む単価(水産物加工品の重量に対する単価)が取決められており、ABC社からHIJ社への仕入書においては、それらの単価及び輸入される水産物加工品の重量が記載されている。
 各水産物加工品に使用された水産物の原料単価(ABC社の加工工場までの運送に関する費用を含む。)、歩留まり率(注)及び輸入割当品目の該否については以下のとおりとする。
 当該歩留まり率は、各生体及び水産物の個体差を考慮し、平均歩留まり率としており、輸入される水産物加工品に用いられる原材料の重量は、当該歩留まり率を用いて算出するものとする。
   (加工品名)   (原料単価) (平均 歩留まり率)(輸入割当品目の該否)
3 Frozen Prepared   US$3.0/Kg  42%       非該当
Aji-Fry
(注)歩留まり率とは、加工品に用いられる原材料の重量に対する、加工により得られる水産物加工品の重量の割合いをいう。
10
 HIJ社は、ABC社による水産物の加工作業を指導するための技術者を本邦所在のDEF社に依託して派遣しており、その派遣のための費用として、輸入される水産物加工品の重量1Kgあたり10円をDEF社に支払うものとする。
(この記述は”舌足らず”というか、”問題あり”の記載です!)インボイスでの「Aji-Hiraki with Panko」という日本語←ローマ字表現が追い打ちをかけていますよネ・・。

blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木


by Gewerbe | 2019-06-26 21:18 | Trackback | Comments(0)
『歩留まり率(ぶどまりりつ)』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4683)

『歩留まり率』とは、2016年度通関士試験での「通関実務科目・輸入(納税)申告書の作成問題』に組込まれていた言葉です。
 問題解答への「設問」が2ページにも渡るボリュームに加え、この「歩留まり率」が何であるか?の意味が解からず、多くの受験生がパニックとなり、解答不可に陥ったとする問題です。

 過去に出題事例のない新規の出題構成に本試験で新たに出会えば”パニック状態”に陥るのは、正直なところだとは感じますが、改めてじっくりと出題記載内容を読み返すと、受験生の言う「歩留まりという言葉を知らなかったから、解答できなかった・・」とする言葉は、受験生の「言い訳であり、自己弁護・保身に過ぎません」。「歩留まり」という”言葉を知らなかった”から解答できなかったからではなく、出題の内容を”読解する能力、及び、算数力”がない、発揮できなっかたとする反省を強く意識すべきです。

☆ 「沈着・冷静・適正な平常心での”読解力”と、解答への数式を組み立てる”算数力”」

 結論から言うと、『歩留まり率』が何であるか?を解析し、解答への計算式への必要要素は、詳細に出題中に(注)として、記述してありました。「歩留まりが何であるか、わからなかった・・」とするのは、『歩留まり』という”言葉”に踊らされて、「過去の記憶知識と対象させて解答を出そうとする=”記憶学習”」に走り、「出題内容を読み込み、解析し解答を求める=”理解”」への受験対策の放棄にあるのではないでしょうか?

 いずれにしても、問題作成者・試験実施側は、「将来の通関業務を託すべき優秀な”基礎事務処理能力を持つ受験生選抜への手段」として、”受験生のもろさ、基礎能力の欠如”・”合格率の安定調整”の判定・選別の手法として、この種の出題構成が極めて有効であることを十二分に掴んだわけですから、今後の通関士試験においては、この問題以上の”読解力・算数力”の解読が組み込まれた出題が予想されることは避けられません。
「通関実務科目」への受験対策学習の”意識の変換”が強く求められています。

(この2016年度「歩留まり」の内容は、継続してアップします~。)

blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木



by Gewerbe | 2019-06-26 09:32 | Trackback | Comments(0)
『特恵関税⇔EPA関税譲許』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4682)

『第52回通関士試験・関税法等科目ー(択一式問題)
 -第24問ー
 「次の記述は、関税暫定措置法第8条の2に規定する特恵関税に関するものであるが、その記述の正しいものはどれか。一つを選び、その番号をマークしなさい。なお、正しい記述がない場合には、「0」をマークしなさい。
【設 問】
 1)「経済上の連携に関する日本国政府とマレーシア政府との間の協定において関税の譲許が定められている物品であって、マレーシアを原産品とするものについては、当該物品の当該協定に基づく関税率が関税暫定措置法第8条の2に規定する特恵関税に基づく関税率を超える場合を除き、当該特恵関税の便益を与えないものとされている。」

2)~5):記載、省略
【解 答】
 〇 (正しい) 設問は正しい記載である。
【解 説】
 経済上の連携に関する日本国政府とマレーシア政府との間協定(日マレーシアEPA)において関税の譲許(EPA税率)が定められている物品であって、マレーシア原産を原産地とするものについては、当該物品の当該協定税率が関税暫定措置法第8条の2に規定する特恵関税に基づく関税率を超える場合を除き、当該特恵関税の便益を与えないものとされている.
(関税暫定措置法施行令第19条の2、第25条第4項3)

 すなわち、経済連携協定に基づくEPA協定税率特恵税率の関係は、EPA税率が特恵税率と同等か低い場合にはEPA税率、EPA税率が特恵税率よりも高い場合には特恵税率が適用となる。これは、特恵受益国である国との間で締結する他のEPA(経済連携協定)の場合も同様であるが;
 アセアン東南アジア諸国連合との「日アセアン包括的EPA」における特別特恵受益国(LDC)であるカンボジア、ラオス、ミャンマーを原産地とする物品については、特恵税率の適用は除外されておらず、EPA税率と特恵税率が併存し、いずれかの税率を適用することができる。
(関税暫定措置法施行令第25条第4項3)
(解説参考:日本関税協会・貿易と関税2018/12月号)
 1)の設問は「日、マレーシアEPA」に限定しての設問であり、「日アセアン包括的EPA」におけるLDC(特別特恵受益国)の規定は適用されず、選択肢1)は正しい記述となる。

blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木



by Gewerbe | 2019-06-22 03:59 | Trackback | Comments(0)
『五肢選択問題ー”そのすべてを選べ”』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4681)

『第52回通関士試験・関税法等科目ー【選択式問題】』
ー第10問ー
 「次の記述は、関税定率法第20条に規定する「違約品等の再輸出又は廃棄の場合の戻し税」に関するものであるが、その記述の正しいものはどれか。すべてを選び、その番号をマークしなさい。」
【設 問】
 1)~4):(記載省略)
 5) 関税を納付して輸入された布地であって、品質が契約の内容と相違するため返送することがやむを得ないと認められるものを、その輸入の許可の日から6月以内に保税地域に入れ、返送のため輸出する場合において、当該布地が輸入後に切断されているときは、当該切断が布地の素材としての性質及び形状を失わない程度の切断であっても、その関税が払戻しされることはない。
【解 答】:正解 (正しい):1,2,3  (誤り):4,5
5)
 X(誤り)・設問は誤った記述である。
【解 説】
 関税を納付して輸入された布地が違約品であったときに、当該布地が輸入後に切断されている場合は、その輸入の時の性質及び形状に変更を加えているか否かが問題となる。
「その輸入の時の性質及び形状に変更を加えない」とは、輸入された貨物の性質及び形状に実質的な変化を加えないことであり、布地の素材としての性質及び形状を失わない程度の切断は、実質的な変更を加えていないものとされており、設問の場合、関税の払戻しを受けることができる。
【該当条文】:《 同法第20条第1項本文、同法基本通達20-1⑴ 》
 昨年の上記の問題において、他の(正しい/誤り):1,2,3,4を判断することは比較的に容易です。しかしながら、最後のこの5)の”正誤判断”については相当に悩むはずです。
通関士試験での「選択式問題」には、必ずこの種の”難題”が一つ混入されており、なおかつ、
「正解のすべてが合って、初めて得点になる」のであって、正解があるか無いか?正解が何個あるか?わかりません。 設問の場合の正解は3個ですが、”2つ正解でも、1つ間違えば、得点とはならず、0点となります。正解分への部分点はありません。

blog up byGewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木

 
 

by Gewerbe | 2019-06-21 03:17 | Trackback | Comments(0)
『輸出とは何か?-関税定率法』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4680)

 次の問題は2015年度の通関士試験に実際に出題された問題です・・・。
 「通関士試験」の受験を対象とする学習では、「どの部分が、どの様な記述形態で出題されてくるか?」、その特徴と癖(クセ)を十分につかみながらの学習が必要となります。
私は、あえてこれを「通関士試験問題の”いやらしさ”」と呼んでいます。

【問 題】
「本邦の船舶以外の船舶により外国の排他的経済水域の海域で採捕された水産物を当該船舶から他の国に向けて送り出すことはことは、関税定率法第2条に規定する「輸出」に該当する。」
【解答・解説】
 〇 設問は正しい記述である。

「関税定率法第2条・定義」
 [輸出]とは、同条第1項第2号に規定する行為その他貨物を特定の国(公海並びに本邦の排他的経済水域の海域及び外国の排他的経済水域の海域で採捕された水産物については、これを採捕したその国の船舶を含む。)から他の国に向けて送り出すことをいう。
 この問題は、[関税法関係の出題の中に紛れ込ませててあった」ように思います。
「関税法」と「関税定率法」では、(輸出とは?)の定義が異なります。
 要は、問題にある、「関税定率法第2条に規定する」の文言を受験者が読み取ったか、見過ごしたか?です。通関士試験らしい、”極めて、いやらしい問題”です。

 関税法でいう「輸出」とは、”内国貨物を外国に向けて送り出すこと”と規定されています。
【内国貨物】
① 輸出の許可を受ける前の貨物。
② 海外から本邦に到着した貨物で、輸入の許可を受けた貨物。
③ 本邦の船舶により公海(本邦の排他的経済水域を含む。)で採捕された水産物。
 設問は、「外国貨物を他の国に向けて送り出すこと」ですから、関税法での規定で判定すれば、上記③の「内国貨物」に該当せず、解答はX(誤り)となります。
 しかしながら、設問中に「関税定率法」との記載が、”しっかりと記述されている”わけですから、この問題の記述は、〇(正しい記述)となります。

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by Gewerbe | 2019-06-19 23:03 | Trackback | Comments(0)
『第52回通関士試験・「通関実務科目」-③』
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~前号よりの継続。
『第52回通関士試験・「通関実務科目(課税価格の計算問題)』
 ー第12問ー

「加算/控除の”項目”」から⇒「加算/控除の”状況”への出題構成変化!」
・[設問4イ]:輸出港における輸出貨物の保管費用ー(輸入者による立替払い)
・[設問3] :前回の不良品に係る賠償額ー(相殺前での仕入書価格)

 従来の通関士試験受験対応学習においての輸入申告書作成問題や課税価格の計算問題においては、(加算/否加算=控除)の判断を”短絡的に項目として記憶”してきたと思われます。
具体的には;
・[前回取引の内容は今回取引の現実支払価格に影響を与えない」とか、
・[CIF価格契約であるから、輸出港における保管費用は、インボイス価格に含まれている」
とする、”条文上での加算/否加算(控除)の”項目=「語句)”短絡的記憶学習です。

 しかし、近年の「課税価格に係る出題」においては、強く”状況の読み込み→解釈”=(読解)が求められています。
わかりやすい例とすれば、「加算要素としての仲介手数料(ただし、買付手数料は除く。)」などがあります。(買付手数料)という語句そのものではなくて、取引内容が、”買付手数料に該当するのか/否か?”を受験者に判読させようとする出題内容記載の問題です。

 関税定率法第4条各条令記載上における「加算/否加算・控除要素」の”語句”ではなくて、どのような輸入取引の内容=”状況”が、条令で記載されている項目に該当するのか? 受験者の”沈着・冷静・適正・迅速”な「読解力」の判断要素が深く組み込まれている問題構成に変化していることへの受験対策学習が必要とされます。

 さらに念押しすれば、「通関士試験とは、決して、”記憶力の試験”ではありません。「国語力・算数力等の基礎的事務処理能力の試験」です。

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by Gewerbe | 2019-06-15 08:51 | Trackback | Comments(0)
『第52回通関士試験ー「課税価格の計算問題」-②』
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『第52回通関士試験・「通関実務科目(課税価格の算出)』
 -第12問:【解答】と【解説】(抜粋)-

【正 解】 : 3,056,000円 (3056000)
【解 説】(抜すい)
 [課税価格の計算]:3,000,000円+50,000円+6,000円=3,056,000円

[設問 4イ]: (加 算)
 A国のYの倉庫における当該セーターの保管に要した費用(50,000円)
 本件輸入貨物の契約は、CIF条件ではあるものの、当該貨物は、A国のX工場で生産された後にA国のYの倉庫で保管され、その保管に要する費用をMが負担する旨がMとXとの売買契約に明記されていることから、当該費用は、MによるXに対する間接支払いに該当し、課税価格に含める必要がある。

[設問 3]: (非加算)
 前回の不良品に係る損害の求償額(150,000円)については、この問題では、課税価格として契約価格を採用していることから、実際の決済時に、Mが本来支払うべき金額からMが受け取るべき求償額を控除した残額をMがXに対して支払っていることは、本件輸入貨物の課税価格の計算に当たって考慮する必要はない。

(記事出典:日本関税協会)

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by Gewerbe | 2019-06-14 08:31 | Trackback | Comments(0)