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『第52回通関士試験 「通関実務科目(その他)ー④』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4674)

 昨年度=第52回通関士試験・通関実務科目(その他)とされる第3問以下は、”従来の出題パターンと異なる”とする内容を継続アップしています。その典型的な出題が第7問です。
 
「第7問」は『EPA(経済連携協定)でのEPA特恵関税譲許の条件である”原産地基準”に関する出題ですが、問題の選択肢に加えて(添付資料)が1ページに渡り「原産地規則」(原産品)、(完全に得られる産品)、(累積)、「品目別原産地規則」が掲載されていました。

 「原産地基準とは?」程度の事前知識は必要でしょうが、第7問での解答に必要とされるのは”正確な記憶”ではなくて、迅速・適正な”読解力と平常心”です。この内容を記憶していなくても、適正に読解できれば正解できる内容です。反対に記憶に頼って解答”しようとすると、焦りから詳細を見落として不正解を呼びます。

ー第52回通関士試験 「通関実務科目(その他)』
ー第7問・選択肢45)ー
 「C国で生産したラードをA国に輸入し、A国で化学的な変性加工したラード」
【解 答】
 × A国の原産品とは認められない。
【解 説】
 設問の化学的な変性加工をしたラード(第15.18項)の品目別原産地規則を満たすのは、「他の類の材料からの変更」であり、材料であるC国(=非原産国)で生産したラードは、同類の第15.01項に属するものであるため、A国の原産品とはされない。
(解答根拠ー添付資料)
《品目別原産地規則》
 第15.01項ー第15.06項:第15.01項から第15.06項までの各項の産品への他の類の材料からの変更
(解答・解説ー日本関税協会)
 
blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木


by Gewerbe | 2019-05-31 06:07 | Trackback | Comments(0)
『第52回通関士試験「通関実務科目(その他)」-③』
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貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4673)

 近年の通関士試験は「読解力」=”迅速・適正な読取り・理解”、”平常心” 幾度となく、このブログ上でアップしてきました。
 前々号~前号では、昨年度「第52回通関士試験・(通関実務科目)第6問・第7問」をとらえ、”記憶”ではなくて解釈・判断が求められる”理解”にその出題構成の特徴がある。と書いていますが、これらの問題では、”平常心”、”迅速・適正な読解力”も重要なポイントとして問題構成が成されています。
『第52回通関士試験・「通関実務科目 第6問』
 -選択肢 4-
「非原産品である合成繊維の紡績糸(第55.09項)を最終製品の総重量の15%、他の材料は全て原産品を使用して製造した第63.01項の毛布」

【解 答】:× 誤り 設問の毛布は、特恵受益国原産品とは認められない。

【問題への(添付資料):関税暫定措置法施行規則別表(抜すい)】
(第63類)
「生産された物品」
 紡績用繊維その他の製品、セット、中古の衣類、紡績用繊維の中古の物品及びぼろ(第63.08項又は第63.09項に該当する物品を除く)。
「原産品としての資格を与えるための条件」
 化学品、第47.01こうから第47.06項まで若しくは第50.01項に該当する物品、紡績用天然繊維の短繊維(生糸を除く。)、人造繊維の短繊維又は紡績用繊維のくずからの製造。

【解 説】
 非原産品である合成繊維の紡績糸(第55.09項)を最終産品の総重量の15%、他の材料は全て原産品を使用して製造した第6.01項の毛布については、他の材料は全て原産品を使用しているので、最終製品の総重量に占める非原産品の合成繊維の紡績糸(第55.09項)の割合が10%以下であればこれを考慮しないものとされ、当該国の原産品と認められるが、非原産品の割合が15%であるため、原産品と認定されるためには、関税暫定措置法施行規則別表の条件を満たす必要がある。
 当該(別表)では、第63.01項の毛布の原産品としての資格を与えられるための条件は、「紡績用天然繊維、人造繊維の短繊維からの製造」とされており、合成繊維の紡績糸からの製造はこれに該当せず、原産品とは認められない。
(解答・解説:日本関税協会)

blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木

 
 

by Gewerbe | 2019-05-30 06:35 | Trackback | Comments(0)
『第52回・通関士試験ー「通関実務科目(その他)」-②』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4672)

 前号では、『第52回通関士試験・「通関実務科目」の第6問、第7問」の特徴をとらえ、”実務的試験問題”の趣旨を述べました。

 それぞれ、「特恵関税」・「EPA(経済連携協定)」での原産地基準に関する出題ですが、従来の出題形式とは大きく異なります。単に条令内容の”記憶”を問う問題構成ではなく、条令内容の理解力と運用力を問う極めて実践力を伴う問題構成です。

 「記憶力」と問う”受験勉強”で長い間、学生生活を過ごしてきた多くの受験生にとって、この「問題を解析しなさい」・「考えなさい」とする趣旨の出題には極めて苦手です。
「記憶」⇒「解答」との短絡的な試験内容で各試験での対応としてきたのですから、「記憶」⇒「考える」⇒「解答」と、間に「考える」が入っただけで、”自分が何を問われているのか”、その問題の意味さえ理解できない・・とする特徴が見られるようにも感じます。

 この第6問と第7問での原産地基準は、原産品か/否か?とする単なる〇×解答ではなく、「基準規定と照らし合わせて、解析し判断しなさい」とする内容の理解と規定の運用を伴う,
従来の出題構成とは異なる”新規の形の問題形式”による極めて実務的な出題です。

「記憶」してきた通りの文章表現での問題と解答ではなく、「理解」する内容での実務的判断を求める出題。 
 とりわけ、申告書作成問題も含み、「通関実務科目」への試験対応策として”条令内容の理解”と”解析・応用力”を意識した受験対応が必要とされる出題構成の変化への対応策が不可欠な試験内容へと変化していることへの認識が必要です。

blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木


by Gewerbe | 2019-05-30 06:04 | Trackback | Comments(0)
『第52回通関士試験・「通関実務科目」』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4671)

 昨年=第52回通関士試験の『通関実務科目・第3問以下の(その他問題)』を捉えて、”難しかった”との声が聞かれます。受験対策として必要なのは、単に”難しかった・・”とする想いではなく、「何が、どのように難しかったのか? どのような特徴が見られたのか?」と、出題傾向を的確に解析し、本年度試験への予測応用への対応策を準備することです。
 当然のこととして、(通関実務科目」ですから、「通関業法」・「関税法等」科目での”条令の記憶”を基にする出題構成と異なり、受験者の適正な”条令内容の解釈・運用能力”にその主体が置かれます。”難しかった”とする第52回の試験では、とりわけ、その傾向が強かったように感じます。
「第6問=(特恵関税・原産地基準)」、「第7問=(EPA原産地基準)」の出題はこれらの出題構成の特徴的な出題でした。両問題ともに、「規則別表」を掲げ、具体的品目の適合運用を問う出題と、”極めて実務的な運用”での出題です。

『第52回通関士試験・「通関実務科目」-(その他問題)』
 ー第6問ー
 「次に掲げる物品が関税暫定措置法第8条の2に規定する特恵関税に係る特恵受益国において生産された場合、当該特恵受益国を原産地とする物品(特恵受益国元産品)とされるものはどれか。以下の関税暫定措置法施行規則別表(第9条関係)の規定の抜粋を参考にし、特恵受益国元産品とされるものをすべて選び、その番号をマークしなさい。・・」
《添付》
【関税暫定措置法施行規則別表(第9条関係)抜すい】

ー第7問ー
 「日本とA国とを締約国とする二国間の経済連携協定が締結されており、当該協定に以下の原産地規則が定められている場合において、次に掲げる産品のうち、当該経済連携協定に基づくA国の元産品とされるものはどれか。以下の原産品規則及び関連物品の関税率表の所属を参考にし、A国の元産品とされるものをすべて選び、その番号をマークしなさい。」
《添付》
【原産地規則】(元産品)・(完全に得られる産品)・(累積)・(品目別原産地規則)
【関連物品の関税率表の所属】
 ”難しかった・・”とするのは、「記憶(覚えた)通りの記述・内容での出題ではない・・」との思いからで、「考えなさい、判断しなさい、=「解析し、理解度を示しなさい」とする”実務科目”での本来の出題の意味が理解できていない、試験問題の趣旨が理解できていない受験者が多くいるようにも感じています。

blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木




by Gewerbe | 2019-05-29 09:44 | Trackback | Comments(0)
『第52回通関士試験・通関実務科目「輸入申告書作成問題」』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4670)

 前々号において、「通関実務科目」で受験者の”読解力と計算能力”を問う出題記述となっており、とりわけて近年の試験においては、特定貨物のみに「按分(あんぶん)」を発生させる等、個々の費用の見極めと冷静な判断による適正計算を必要とするとする穿った見方をすれば、”受験者の混乱を狙う意図的な問題構成”が見られるという内容をアップしています。
 この意味で、輸入申告書の作成問題でも、下記の記述において同様な出題構成が行われていました。

『第52回通関士試験・通関実務科目「第2問 輸入申告書の作成問題」』
【設問】:記―7
 「別紙Ⅰの仕入書に記載された「Unisex Pajyamas set」の生産に関連して、輸入者(買手)は、輸出者(売手)に対し、ボタン5,100個(生産ロス100個を見込んだ数値)を無償で提供している。当該ボタンの無償提供に要した費用は、本邦から輸出者(売手)までの運賃を含め、306,000円である」。

【仕入書(Invoice)の該当品目】
 Unisex Pajayamas set(top and down),Msize(textilefabric(not knitted),of wool 40%,polyester30%,coated and nylon30%)
(Quantity):1,000 (Unit Price-per unit):US$7.00 (CIF US$7,000.00)
 一部の受験者においては、無償供与した「5,100個分の306,000円」を製品数量である「1,000着」で”按分計算”してしまった受験者が発生しています。

 この出題の記)7が、”意図的な出題構成”と感じるのは、「一着当たり、何個のボタンを使用する」との記載が一切無いことです。 
「生産ロスを見込んだ数値」の記載から、全てのボタンは”1,000着のパジャマに使用される数”の判読が要求されています・・。
結果的には、パジャマですから、「一着当たり5個のボタンを使用」しているとなり、「20着分(5%)の予備品を含む」となります。

 うっかりと、”按分計算をしてしまった受験者を笑う”ことは簡単ですが、本試験の迫られた試験時間での異常な環境下においては、当然に起こり得るミスです。
「パジャマには通常として5個程度のボタンが使用される」とする受験者の常識を問う記述と、それらを惑わされることなく迅速・適正に判読し処理するスキルを持つ受験者を選別する出題構成が成されていると考えるざるをえません。
”これが、近年の申告書作成問題の怖さ”です・・。

blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木




by Gewerbe | 2019-05-24 05:10 | Trackback | Comments(0)
『第52回・通関士試験ー(外為法)』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4669)

 毎年の通関士試験において、『外為法』=(外国為替及び外国貿易法)に係る出題が1~2問あります。昨年度は、「関税法等試験科目」の(第12問)と(第27問)で出題されています。
 頭からこの「外為法での問題」を”捨て問”として捨ててかかる受験者も見受けられますが、他の問題での完璧な解答に自信があるにしろ、国際的な安全保障への対応策が迫られる中、外為法を無視しての通関士試験対策はあり得ません。
 内容的には経済産業大臣の許可・承認を問う問題が中心ですが、他の関税法や関税定率法の例と同様、”五肢選択形式”の出題形式の中、”受験者が陥りやすい内容記述”での問題構成への傾向の強まりが感じられます。

『第52回通関士試験・関税法等科目・(外為法)』
 -第27問・(経済産業大臣の承認)選択肢3-
【問 題】
 「経済産業大臣の輸入割当を受けるべきものとして公表された品目の貨物を有償で輸入しようとする場合において、当該貨物の総価格が18万円以下であるときは、経済産業大臣の輸入割当を受けることを要しない」。
【解 答】
 × (誤り) 問題は誤った記述である。
【解 説】
 輸入割当品目である貨物を「無償」で輸入しようとする場合で、当該貨物の総価格が18万円以下であるときは経済産業大臣の輸入割当てを受けることを要しないが、当該輸入割当品を「有償」で輸入しようとするときはその総額が18万円以下であっても経済産業大臣の輸入割当てを受けることを要する。
【根拠法令】
 外為法・輸入貿易管理令ー第14条第1号・同令”別表第1の第1号”、通商産業省告示(平成12年告示第789号ー第1号の3
(解説出所:日本関税協会)
 「外為法・(輸出入貿易管理令)」の法令特徴として、「(例外)の(例外)は、(原則)に返る」とする内容が多々あります。出題の記述が、(例外)なのか?、(例外の例外なのか?)迅速・適正に読み取ることが必要とされます。

blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木


by Gewerbe | 2019-05-23 07:31 | Trackback | Comments(0)
『第52回通関士試験・関税法等科目―(関税の納期限)』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4668)

『第52回通関士試験 関税法等科目ー(関税の納期限)』
 -関税法等科目・第17問・選択肢 4-
【問 題】
 「過少申告加算税に係る賦課決定通知書を受けた者は、当該通知書に記載された金額の過少申告加算税を当該通知書が発せられた日の翌日から起算して1月を経過する日と当該過少申告加算税の納付の原因となった関税に係る貨物の輸入の許可の日とのいずれか遅い日までに納付しなければならない。」
【正 解】

 〇 (正しい) 問題は正しい記述である。
【解 説】
 過少申告加算税に係る賦課課税通知書を受け取った者は、当該通知書に記載された金額の過少申告加算税を当該通知書が発せられた日の翌日から起算して1月を経過する日と当該過少申告加算税の納付の起因となった関税に係る貨物の輸入の許可の日とのいずれか遅い日までに納付しなければならない。
(関税法第9条第3項)

 通常は関税が納付されて輸入が許可され、その後に修更正により過少申告加算税の賦課決定通知書が発せられることとなるが、例えば、輸入の許可前引取り承認が行われ、その後増額更正がされて更正通知書が発せられたにもかかわらず、納税がされないような場合も想定されるため、このように「いずれかの遅い日」とされている。
(解説:日本関税協会)
単純に「関税の納期限」の例外として暗記して試験に臨むことは可能でしょうが、上記を読解して、条文の項の記載が規定されている必要性を真に理解するのは=難解な法令記載を判読していくことは”並大抵のことではありませんが、近年の通関士試験においては、”曖昧な記憶での受験者を排除”し、迅速・適切な”読解力”を問う問題構成への傾向がみられます。

blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木



by Gewerbe | 2019-05-22 21:39 | Trackback | Comments(0)
『第52回通関士試験・「課税価格の算出問題」』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4667)

 例年の通関士試験での通関実務科目においては「課税価格の計算問題」が数問出題されます。近年の試験においては「按分」での強調がみられ、受験者の内容理解力(読解力)と基礎的な(算数力)を問う問題であることに特徴があるように感じます。

『第52回通関士試験・通関実務科目ー(その他問題):課税価格の計算問題』
 -第10問・課税価格の計算問題ー
【問 題】
 「次の取引内容によりMが輸入するバッグ3,000個の課税価格を計算し、その額をマークしなさい。なお、下記の各費用のうち、その一部が当該バッグ3,000個に係るものであって、当該一部の額が当該課税価格に含まれるべきものである場合には、当該費用の額を数量により按分して、当該バッグ3,000個に係る費用の額を算出して当該課税価格に含めるものとする。」
2)-イ:単価(EXW価格)・・・・2,000円/個
  ーハ:購入(契約)数量・・・・・9,000個
  -ニ:Xは、当該売買契約に係るバッグを3回に分けてM宛てに発送する旨
3) Mは、B国籍のデザイナーYが本邦において作成したデザイン1点をYから90,000円で購入し、EメールによりXに無償提供した。なお、当該デザインは、当該売買契約に係る全てのバッグの生産のために使用されるものである。
4)Mha,当該売買契約に基づき、バッグ3,000個を輸入する。この輸入に関して、Mは、値引き後の単価に基づく貨物代金を支払うとともに、当該貨物代金とは別に、次の費用を負担した。
 問題は、「契約数量=9,000個」と今回の「輸入数量=3,000個」の費用を混同した内容で出題構成されており=”受験者の混乱とパニックを誘う意図的な問題構成”ともいえ、知識的には充分な対策を準備した受験者においても、本試験時での異常な環境下においては、慌てて「按分産出」をミスり、”輸入数量/契約数量”での費用按分を怠って解答してしまうケースが多々発生していることに留意が必要である。
 具体的には、どの費用が(契約分全体費用)であり、どの費用が今回の(輸入数量分費用)であるかを迅速・適正に見極め(読解)⇒按分算出すべき費用と按分の必要のない費用との合算が必要とされる。なお、各費用の内容によって、「加算要素/控除費用」の見極めを要することは言うまでもない。例えば、3)の別払い無償供与であるデザイン料は原則的には加算要素であるが、”本邦において作成したもの”であることから、加算要素を構成せず、算出が不必要とされるものである。
(関税定率法基本通達4-8(5)ロ)

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by Gewerbe | 2019-05-19 07:05 | Trackback | Comments(0)
『米産牛肉、輸入制限を撤廃 BSEの安全確認』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (トピックス)

『米産牛肉、輸入制限を撤廃 BSEの安全確認』
 厚生労働省は今月17日、米国産牛肉の月齢による輸入制限を同日付けで撤廃したと発表した。
BSE(牛海綿状脳症)対策で月齢30カ月以下の牛肉しか輸入できなかったが、安全が確認できたため制限をなくした。カナダとアイルランドの牛肉も米国産と同様、月齢による制限を撤廃する。
 内閣府の食品安全委員会が今年1月、制限を撤廃しても人へのリスクは無視できる程度だとする評価結果を出した。厚労省も現地調査でBSE対策が適切に実施されていることを確認した。

 今後は米国からミノやタン、ハラミなど内臓系の肉の輸入増加が見込まれる。農林水産省によると、米国から日本に輸入される牛肉は月齢24カ月以内が大半で、30カ月以下の月齢制限が撤廃されても大きな影響は小さいとみている。
 牛肉の輸入を巡っては、環太平洋経済連携協定(TPP)や日欧経済連携協定(EPA)が相次ぎ発効し、協定を結んだ国から輸入する牛肉の関税が段階的に引下げられている。

 TPPから離脱した米国の関税は高止まりしており、米国の畜産農家からは日本市場での競争力の低下を懸念する声が強まっている。
(記事出所:日本経済新聞 2019/05/17)

『牛肉の輸入制限回避、食品業界の忖度=日米交渉に配慮』 (2019/04/26)
 輸入牛肉のセーフガード(緊急輸入制限)の発動が当面、回避された。日米通商交渉のタイミングを控え、3月に牛肉関連企業が輸入を控えた。
(控えさせられた・・) 自動車の輸出削減回避との相殺なのでしょうかね?

Gewerbe (貿易ともだち) K・佐々木


by Gewerbe | 2019-05-18 08:13 | Trackback | Comments(0)
『第52回通関士試験・「不服申し立て」』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4666)

『第52回通関士試験・関税法等科目(不服申し立て)』
 ー関税法等科目・第28問 選択肢1-
【問 題】
 「関税法の規定による税関長の処分について審査請求があった場合には、財務大臣は、その審査請求人から関税等不服審査会への諮問をしない旨の申出がされており、当該審査請求に参加する者から当該諮問をしないことについて反対する旨の申出がされていないときであっても、当該諮問をしなければならない。」
【正 解】
 × 誤り 設問は間違った内容の記述である。
【解 説】
 税関長の処分について審査請求があった場合には、財務大臣は、原則として関税等不服審査会に諮問しなければならないが;
① 審査請求人から当該諮問を希望しない旨の申出がされ、参加人が当該諮問をしないことについて反対する旨の申出がされていないとき、
② 当該審査請求が不適法であり、却下するとき、
③ 当該審査請求に係る処分の全部を取消すとき
などは、諮問をすることを要しない。
【該当条文】
 関税法第91条
『平成28年4月1日、行政不服審査法の改正施行』
 26年ぶりの改正となった「行政不服審査法」であるだけに、昨年は当然に”出題マーク箇所”と言えました。
 従来の、「異義申し立て」⇒「審査請求」⇒「訴訟」の”前置き主義”からの改正は、平成26年に改正されて、請求期間が1ヵ月延長されるなどの手当てがされたものの、改正の施行日が決定しておらず実際には施行されていませんでしたが、平成27年11月26日に施行が公告され、昨年での通関士試験での”要注意ポイント”の一つでした。

blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木


by Gewerbe | 2019-05-18 07:37 | Trackback | Comments(0)