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『鶏肉の国産自給率』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4993)

『鶏肉(チキン)』
・鶏肉は、国内生産量:約146万トン、輸入量:約41万トンで、輸入の割合は22%。
 自給率:78%
・鶏肉輸入量の9割以上を”骨なし鶏肉”が占めており(主な輸入先はブラジル)、残りの約6%を丸どり及び骨付きもも肉が占めている。(主な輸入先国は米国、フィリピン)。

【国内生産量】
 145万9千トン:(鹿児島県:20%、宮崎県:19%、岩手県:17%)
【輸入量】
  41万4千トン:(ブラジル:93%、米国:5%、フィリピン:1%)
【価 格】(円/Kg)
 ・国内価格:463円 : 国際価格:236円 ※ 国産価格は、国際価格の2倍。
(出典:食肉市況情報(国内価格)、貿易統計(国際価格)
    国内価格は,もも・胸肉平均卸売価格(東京)
    国際価格は、米国産CIF価格
【国境措置】
・一次税率:8.51%~11.9%、 二次税率:なし
「関税率」   (関税率)  (輸入に占める割合)
 (丸どり)   :11.9%    1.2%)
 (骨付きもも肉): 8.5%    4.9%
 (その他)   :11.9%   93.9% ※(骨無し鶏肉等)
 (鶏肉調製品) : 6%
        (ただし、日・タイEPAにおいては、3%、骨付き肉以外の鶏肉:8.5%)

blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木

   

by Gewerbe | 2019-01-31 21:32 | Trackback | Comments(0)
『鶏卵の輸出入』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4992)

『2018年度の鶏卵輸入量、前年から大幅増加』
 30%を切る日本の食料自給率で、7割を超える食材を輸入に頼る現状の我が国食料事情です。
その中で、国産自給率=95%という、希少的で驚異な国産食材があります。それが『鶏卵』です。
・「鶏卵」は、国内生産量が約252万トン、輸入量約12万トンであり、国内消費量に占める輸入量の割合は約5%。
・輸入量の75%を占める卵白粉は、ハムやソーセージのつなぎ材料などに使われており、、主要な輸入先国はオランダ(26%)、イタリア(22%)、米国(14%)、インド(12%)となっている。
・輸入量の25%を占める全卵粉、卵黄粉、冷凍鶏卵などは、主に製菓・製パン・マヨネーズなどの加工用に使われており、国別にみると米国が6割以上を占めた。

『鶏卵輸出量、香港向けに好調に推移』
 鶏卵(殻付き卵)の輸出金額および輸出量の推移をみると、東日本大震災などの影響を受けて減少したものの、その後は増加傾向で推移している。平成29年の輸出金額は10億2355万円(前年比20%増)、輸出量は3,891トン(同20%増)といずれも前年を大幅に上回った。
 その結果、平成31年度の輸出目標(26億円、1万トン相当)の達成率は、輸出金額・輸出量ともに39%となった。なお、輸出距離や輸出先国の衛生条件などの制約から、輸出先は香港を始めとする東南アジア向けが大半を占めている。
 アップを継続してきたように、農畜産用地の限られた狭い国土の日本において、自給率95%を誇る鶏卵の生産を確保することは驚異的なことで、自然体での運営は物理的に不可能です。
そこには、鶏を家畜=生き物としてはとらえない「工業化畜産(養鶏)」という過酷な実態があります。
「ブロイラー(鶏肉)の輸出入の推移」を挟み、アニマルウェルフェアの観点から「バタリーケージ養鶏」の詳細を、どのような養鶏現場の実態なのか?、どのような飼育法によって国内自給率95%が可能となっているのか? の詳細を再びアップしていく予定です。

blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木


by Gewerbe | 2019-01-30 21:46 | Trackback | Comments(0)
『浸透性農薬ー(ネオニコチノイド) 用語解説』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4991)

【浸透性農薬】
 浸透性農薬とは、有効成分が根や葉、茎、実など植物の表面から植物体内に吸収され全体にいきわたる農薬です。浸透性移行農薬とも言います。ネオニコチノイド系殺虫剤とフィプロ二ル系殺虫剤が主なものです。
【神経毒性農薬】
 神経毒性のある農薬として、①有機塩素系、②有機リン系、③カーバメイト系、④ピレスロイド系、⑤ネオニコチノイド系のほか、アミノ酸系除草剤のバスタ®があります。
 これらのうち殺虫剤は、昆虫の神経機能を攪乱して効果を及ぼしますが、神経の基本構造は昆虫とヒトで同じであるため、ヒトにも害を及ぼすことがあります。神経毒性農薬は、胎児や子供の神経発達への悪影響、すなわち神経発達毒性があることが近年明らかになっています。
【ネオニコチノイド系殺虫剤】
 ネオニコチノイドは、ニコチンのように神経に働き、神経伝達物質アセチルコリンの正常な働きを阻害します。日本では7種類が製造・販売・使用されています。
【使用状況】
 ともに少量で害虫駆除に効果があり、日本では、特に水田に多く使われ、農業者だけでなく、家庭園芸を楽しむ市民にも広く利用されています。ゴルフ場の芝の消毒、住宅建材の白アリ防除、ゴキブリ退治やペットのノミ・ダニ駆除等にも商品化されています。このほかネオニコチノイドは、種子消毒、松枯れ防除にも使用されます。
【影響(生体影響、健康被害)】
 ともに水溶性で植物によく浸透し、長い間効力を発揮します。いったん土壌や川の水の中に入ると数カ月から数年の間ずっと無毒化されないことがあり、繰り返し使うと環境中に蓄積増加していくことがあります。
【影響(生態態様、健康影響)】
 ともにミツバチの大量死、蜂群崩壊、鳥類や水中無脊椎動物の減少などの生態系への生態影響が疑われ調査研究されてきました。ヒトへの健康影響も疑われ、研究が続けられています。
【規制の状況】
 EUでは2013年から、ミツバチが集まる作物や穀物への使用禁止、農地以外の家庭菜園には使用禁止などを内容とするネオニコチノイド3種とフィプロニルの暫定使用規制(2年以内に見直し)が始まりました。
日本では、まだ規制措置は講じられていません。
 主に北海道を中心とする北日本でミツバチの大量死が多発しており、水田でカメムシ対策に使われているネオニコチノイド系殺虫剤が原因との結論を畜産草地研究所が出している。
ミツバチによる受粉が必要なリンゴやウメなどの果樹栽培を行っている地域を中心に、一部のJAや自治体には開花期のネオニコチノイド系殺虫剤散布の自粛を呼び掛けている所もある。
(記事抜粋:「The Task Force on Systemic ZPesticides」2014/06/18)

blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木







by Gewerbe | 2019-01-30 09:41 | Trackback | Comments(0)
『日本の農業・食品意識の歴史的特殊性』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4990)

 前号アップの「RIEFによる”浸透性農薬世界的総合評価(WIA)」が菅原文太氏を実行委員長とし、養老孟子氏などによって問題定義されたのは、2014年6月でした。「安全で安心な日本食」と、”和食ブーム”が世界的に巻き起こり、「2020年東京五輪」は、日本の農産物や食材を世界に売り込む”絶好の好機”であったはずなのに、なぜ、東京オリンピックまで1年を切った今の時点で、世界から疑問視が発生したのでしょうか、また、5年以上も前から、「日本農業のあり方、食材意識」への課題が提議されてきたのに、改善が成されてこなかったのでしょうか?

そこには、「日本独特な歴史的な背景と国策」があります。

 江戸時代の300年を通し、明治維新時の日本の人口は3,000万人でした。それが、その後のわずか150年の間に2度の大戦を挟んで多くの戦死者を発生させたのにも関わらず、”4倍の1憶2千万人強の人口”に膨れ上がっているのです。
 明治維新後は、西欧列強を目指し近代産業化を強烈に推し進め、次々と工業を興し、必要な人材を確保するために”産めよ増やせよ!”の人口増加を国策としてとってきました。当然ながら、耕作地の限られた農地(単一耕作地での単一作物の経年栽培)で、それまでの4倍の国民を養う農作物を収穫するには、「大量の肥料施肥と、病害虫防除に対する農薬散布」が避けられませんでした。見方によれば、「大量の化学肥料と病害虫薬剤散布が、戦後の日本の食料需要を支えてきた賜物」とも言うことができます。大量の肥料と農薬なしには戦後の食料増産は不可能でした。その代償として、戦後70年間の「肥料と農薬の大量施肥・大量散布」により、日本の耕作土壌と河川は”薬漬け”となってしまっています。

 今一つの”歴史的背景”として、肥料や農薬は「化学工業」です。太平洋戦争終了で、戦争中に大量の爆薬等を生産してきた企業を戦後の復興に向けて、企業を維持し拡大させねばなりませんでした。実は、砲弾の火薬と肥料はアンモニアや硝酸を原料とするまったく同じ原材料であり製造工程です(肥料からは簡単に爆弾が作れます)。この戦後の化学メーカー育成と、食糧難の農産物増産が完全に一致し、我が国の場合は、国策として「大量施肥、及び、農薬散布による病害虫防除」の農業のあり方が一般化してしまい、いち早く欧州において発生した「地球環境保全=持続可能社会(サステナブル)」への意識が立ち遅れ(空白)となってしまいました。

 これらの「日本独自の農産物・食品への対応意識」を2020東京五輪への参加するメダリスト達が開催中に提供される食材基準に”No!”を突き付けてきたのです。彼/彼女達の声が、東京五輪をきっかけとして、”和食ブーム”、”安全・安心の日本食”への疑問視が世界に広がることを心配しています・・。前回の東京オリンピックの時とは、参加選手、世界の消費者の地球環境に対する意識が「2020東京五輪提供食材基準」を通して大きく変化していることを、強く認識すべきです。

 農水省は、どう説明し、どうのような対応を残された期間で解決するのでしょう。全ての東京五輪食材をEPA(経済連携協定)が、この金曜日から発効するEUから輸入して提供するつもりでもあるのでしょうか~・・?

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by Gewerbe | 2019-01-29 19:48 | Trackback | Comments(0)
『浸透性農薬世界的総合評価(WIA)』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4989)

 日本の”お茶”に含まれるネオニコチノイド系農薬、全種類含有。ペットボトル飲料にも。過度に摂取すると健康影響への懸念も。自然栽培のスリランカでは全く検出されず。(RIEF)

 北海道大学などの研究チームは、市販の日本産の緑茶の茶葉とボトル茶飲料の全てからネオニコチノイド系農薬を検出したことを研究論文で発表した。
 同調査では対象としたスリランカ産の茶葉からは農薬は検出されず、日本国内の茶葉生産の農薬使用の影響が明確になった。

 研究チームは、北海道大学獣医学研究室の池中准教授らのグループ。論文は、国際的な環境・医科学情報サイトElseviceに掲載された。それによると、日本産茶葉19検体とスリランカ産茶葉10検体、日本国内のコンビニで購入したボトル詰めの茶飲料9検体について、残留するネオニコチノイド系農薬とその代謝物を調査した。
 その結果、スリランカ産茶葉からは農薬は検出されなかたが、日本産茶葉からは7種類を、またボトル飲料からは6種類のネオニコチノイド系農薬が検出された。推定摂取量は一日許容量(AD)より低いが、長期間、あるいは過度に消費すると健康への影響が懸念されることがあるとしている。

 いずれの検出値も、日本の茶葉残留基準値を下回っているが、日本の基準値はEUなどに比べて高いことも指摘している。基準値では、2種類については米国が日本より高いが、その他は日本の基準が高く設定され緩和されている。

 また、大人と比較して脆弱な子供への影響が考えられるほか、ネオ二コ系農薬代謝物の毒性はよく分かっていない部分があることから、今後、ネオニコチノイド系農薬のリスクと安全性を明確にするため、代謝物の毒性研究や、環境影響に対する大規模な疫学研究が必要としている。

 環境支援活動を行っている一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト(ABT)は「論文は、子供の神経発達への影響が毒性として考慮されていないこと、ネオニコチノイド代謝物の人体毒性がまだよく分かっていないことの問題性を指摘している」と評価している。
(記事:RIEF (Recerch Institute for Environmental Finance=(社)環境金融研究機構)

blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木


by Gewerbe | 2019-01-29 09:33 | Trackback | Comments(0)
『もう一つの”2020東京五輪での提供食材基準問題』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4988)

 今週の金曜日(2月1日)に、「日・EU経済連携協定(EPA)」が発効となります。ワインが日本とEU(欧州連合)の双方で”関税即時撤廃”となることから、欧州ワインの輸入と日本産ワインの輸出促進の話題が豊富ですね。
 一方、このブログで、「2020年東京五輪での提供食材基準」の話題を取上げ、アニマルウェルフェアでの「バタリーケージ養鶏」「妊娠ストール養豚」をアップしてきました。

 実は、東京五輪での提供食材問題に対し、世界のメダリスト達が東京五輪開催中での国産食材の提供に対して、”No!”としている課題は、家畜福祉=アニマルウェルフェアだけではありません。日本で使用されている農薬の中で「ネオニコチノイド系農薬」というものがあります。世界的な蜜蜂の集団死の原因とされることで有名になった殺虫剤です。

 「ネオニコチノイド系殺虫剤」は、EUでは規制が進み、EUは登録ネオニコチノイド主要5種の内3種を原則使用禁止、フランスは主要5種全てを禁止した。EUばかりでなく、米国、カナダなどでも使用が規制されている。
 一方、日本では農薬残留基準を大幅に緩和していることに加え、2017年には世界的に規制が進んでいる、ネオニコチノイド系であるスルホキサフロルが新規に使用が許可されたという事実があります。
 このEUを中心として、世界的な使用禁止の動きのあるネオニコチノイド系殺虫剤は、住友化学、三井化学や日本曹達などの日本の化学メーカーによって開発・生産されています。
 こういった世界的にも使用禁止の動きがある農薬の使用が知られて始めている日本で開催される東京オリンピック・パラリンピック。”日本の食文化”や”おもてなし文化”が好感的=ポジティブな観点で注目される一方で提供される食材に関しては不安視されている側面も大いにあるようです。

 残された期間で、危惧されている日本の食に関する課題を東京五輪までにクリアするには、かなり大がかりな生産に関する意識改革と、整備が必要となりそうです。
最悪の場合には、「2020年東京五輪が”安全・高品質の日本の農産物・食品の世評を崩すきっかけ」ともなり得る話題が気になります・・。

blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木


by Gewerbe | 2019-01-28 06:44 | Trackback | Comments(0)
『持続可能社会(サステナブル)・菅原文太(すがはらぶんた)』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4988)

 今日は日曜日ですか~、硬い話題ばかりでも肩がこりますよね~。
「菅原文太(すがはら ぶんた)氏」=”仁義なき戦い”や”トラック野郎”の映画主人公俳優として、かつては”ヤクザ映画”の主役として、硬派俳優で有名でしたが、2014年11月28日に亡くなりました。彼は、映画の影響から、ヤクザイメージが強いのですが、早稲田大学法学部中退で、実質的には極めてナイーブな性格、作家の五木寛之氏に近い性格ではないかと思います。私は、広島県呉市(仁義なき戦いの舞台)の海運会社に関係していることもあり、彼には興味を持っていました。

菅原文太さんは、生前、環境問題やエネルギー問題など社会的な発言で話題を呼んでいた。晩年は有機農業の推進に取組み、危惧していたのが「ミツバチ大量死」の問題だ。2014年6月には、「ネオニコチノイド系農薬はミツバチ減少の要因である」と結論付ける国際的な発表会で、「原子力ムラと同じように、世界的に巨大な”農薬ムラ”がある。人々の暮らしに密接に関わる重い課題だ」と力強く語っていた。

 15カ国、53人の科学者からなる「浸透性農薬タスクフォース(TFSP)」は2014年6月、ネオニコチノイド系殺虫剤とフェニルピラゾール系殺虫剤に関する「世界的な総合評価(WIA)」を発表した。この発表会の実行委員会の代表者が菅原文太氏であった。文太さんは、2009年に山梨県北杜市で農業を始め、農業生産法人「竜土自然農法おひさまの里」を設立。農薬を使わない有機農業に取り組んでいた。
 そこには菅原文太氏の「化学肥料、農薬を使う状況から脱却するために、有機野菜を率先して作る。安全な食べ物を作っていけるように、これからの農業を行う若者に農業を託したい」という彼の思いがあった・・。
(記事参考:alterna編集長・吉田広子 氏)

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by Gewerbe | 2019-01-27 22:06 | Trackback | Comments(0)
『モントリオール議定書締約国会議ー(農業)』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4987)

  紫外線を防御するオゾン層の破壊物質を規制する「モントリオール議定書締約国会議」があります。オゾン層破壊物質として、車や冷蔵庫に使用されていた特定フロンガスやハロンガスを代表としますが、農業にも深い関係がありました。

『土壌燻蒸(くんじょう)-臭化メチル』
 「嫌地(いやじ)」とか「連作」という言葉をご存知でしょうか?=畑で同じ作物を作り続けると、畑の土に作物を加害する病原菌、線虫、ウイルスが集まって来て、そのままでは同じ場所で農作物を栽培することができなくなってしまいます。そのためハウス栽培を代表としての農地では定期的にこれらの病害虫を取り除く必要があります。
 
 単一農作物の周年栽培で発生する連作障害を巧妙に制御してきた土壌燻蒸剤の「臭化メチル」は、オゾン層破壊物質に指定され全廃時期が設けられた。米国、イスラエルに次いで日本が世界第3位の生産量を有する農薬としてして使われてきた臭化メチルについての生産も、先進国が2004年末、発展途上国が2014年末に全廃することで時期合意がまとまりました。
しかし我が国では、ピーマン、キュウリ、メロンやショウガなどの園芸農業に長年に渡り慣習的に臭化メチルが使用されてきたため、「不可欠用途特例使用」として継続、2012年末にやっと全廃となり、その後は、クロルピクリンなど他の代替薬品が用いられています。

 臭化メチルは、地球環境問題のみならず人体への影響としても発ガン性の高い物質であるため、アップ済の窒素肥料(硝酸塩)による水源汚染と同様に各国消費者の関心が高い話題でした。
※ 「臭化メチルから完全に脱却した産地適合型新規栽培マニュアルー(農研機構)」

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by Gewerbe | 2019-01-27 05:19 | Trackback | Comments(0)
『昔飲んだお茶は美味しかった・・②』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4986)

『年配の人が、(昔飲んだ煎茶が美味しかった)という本当の理由』
 -窒素肥料を使うようになったことで蓄積されるアミノ酸ー

 日本全国の酒や焼酎の蔵元が、スパークリングワイン(シャンパン)風の「泡酒」「和風ジン」の開発・販売を加速させているように、国際的に通用する味覚への商品化への変化は”お茶”に限らず、グローバル化の表れかも知れません・・。しかし、他方で”サステナブル(持続可能社会)”に対する消費者意識への認識も極めて重要です。

 高度経済成長期には国内の需要が急激に増加し、お茶の生産を増やすために国策として窒素肥料が大量に使われるようになりました。そうなると当然にお茶の品質も変化します。低肥料で作られたお茶特有のコクのある後味と透通るような香りから、あっさり味、アミノ酸特有のまったり感のあるお茶へと変化しました。
 お茶・・に含まれる旨味であるテアニンが発見されたのは1950年で、それまでテアニンという物質は誰も知らなかったわけです。なお、アミノ酸の味は旨味と呼ばれますが、旨味=美味しさではありません。グルタミン酸ナトリウム(味の素)に代表されるアミノ酸特有の味自体を旨味と呼びます。
 
 当然、昔のお茶の味を知る人には、現在のアミノ酸リッチなお茶では満足できません。窒素肥料を大量施肥して栽培された旨味の強いお茶は1つの個性だとは思います。ただし、留意しなければならないのは、その旨味は窒素肥料の大量施肥によってもたらされるものであり、消費者の化学肥料による環境汚染に対する意識を考慮することが大切です。

【海外では高級茶栽培に窒素肥料は使われない】
 インド、中国、台湾で超高品質のお茶を作る農家や生産企業は、決して窒素肥料を入れません。一方、低品質~中位の品質を生産する場合、日本と同じく大量の窒素肥料が用いられます。龍井茶、君山銀針、鳳凰単巌烏龍、鉄観音、梨山茶等、高品質のお茶になると窒素肥料を与えずに栽培され、輸出用のような低いグレードは肥料が大量に用いられます。
 ようするに、高級なお茶は窒素肥料で成長を加速するのではなく、自然に近い状態でゆっくりと栽培することが重要視されています。
(記事抜粋:北城 彰(AKIRA HOJO)氏・HOJO)

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by Gewerbe | 2019-01-26 11:41 | Trackback | Comments(0)
『昔、飲んだ煎茶が美味しかった・・』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4985)

 世界64カ国に輸出され、2017年度においての輸出量4,642トン・輸出額144億円と、ウイスキーやビールを超える輸出での毎年過去最高の躍進を続ける「”日本の緑茶”、世界ブーム」の今だからこそ、あえて、「農業の持つ”両刃の剣”」の危険性と世界の消費者意識、政府が意図するEPA(経済連携協定)の拡大を受けての農畜産物の輸出拡大への警鐘として、東京五輪への調達食材基準をきっかけとしてアップを重ねています。

『年配の人が(昔飲んだ煎茶が美味しかった)という本当の理由』
ー1950年以降、10倍以上に増えた窒素肥料の使用量ー
実は950年以前のお茶は、今とまったく異なる方法で栽培されていました。日本のお茶は、高度経済成長と共に大きく変化しました。高度経済成長期はお茶に限らず、野菜や果物の需要が急激に伸び、増産をするための手段として農薬や肥料を使った、いわゆる現代農業が急速に普及しました。
 農林水産省が発行しているデータをみると、1950年を境に栽培方法が変化していることが解かります。その中に「茶園地における窒素肥過剰施肥の影響と対策」という項目があります。
1.明治から昭和の初期にかけて肥料は年間10Kg/10aだった。(1aは10mx10m)
2.茶の旨味を追求するあまり、1940年代後半以降、肥料の施肥量が急速に増加を始め、1950年代には120kg/10aに達した。つまり、昭和初期の12倍の使用料。
3.窒素肥料施肥が茶園面積の1/6にあたる畝間に集中して長年投入され、土地劣化と水質汚染をもたらしている。

 高度経済成長期には、国内のお茶需要が急激に増加し、お茶の生産量を増やすために国策として窒素肥料が大量に使われるようになりました。

 そうなると当然、お茶の品質も変化します。天然低肥料で作られたお茶特有のコクのある後味と透通るような香りから、あっさり味、アミノ酸特有の香り、まったり感のあるお茶へと変化しました・・。
(記事抜粋:北城 彰 氏ーHOJO)

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by Gewerbe | 2019-01-26 07:06 | Trackback | Comments(0)