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2018年 06月 03日 ( 3 )
『平成29年度 特恵関税制度の見直しー関税暫定措置法施行令等の改正』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4284)


『平成29年度 関税法等改正 (特恵関税制度の見直し)』
ー関税暫定措置法施行令等の改正ー

 特恵関税制度とは、開発途上国からの輸入に対する関税を減免することによって、途上国の輸出産業の振興を通じて開発援助を行うという制度である。
 一般特恵関税制度は、WTO(世界貿易機関)において最恵国待遇の例外として認められており、たいていの先進国においては何らかの形で導入されている。我が国においても、昭和46年度以来設けている伝統のある制度である。10年ごとの時限の制度として、見直しを行いつつ運用してきた。現在では143カ国を対象としている。前回の改正が平成23年度であり、5年を経過したため、ちょうど中間時のレビューをしたところ、見直しをすることとなった。

 特恵関税制度を巡っては、平成12年度より一定の経済発展を遂げた国を、特恵の対象国から除外するという仕組み(全面卒業制度)を導入している。高所得国は毎年少しずつ変わっている。たとえば27年度においては、国民1人当たりのGNIが1万2,736ドル以上の国となっている。日本円でいうと140万円ぐらいである。毎年このように定義されている。こうした基準に基づき、28年度までには35カ国が特恵対象(特恵受益国)から卒業している。

 今般、あらためて特恵対象国を吟味したところ、経済が発展し、国際貿易において一定の輸出競争力を有するに至っている、いわゆる新興国市場国が多く含まれていた。つまり、開発途上国の輸出を振興することによって援助を行うという特恵制度の趣旨を踏まえると、こうした国に特恵の便益を与え続けることの意義は薄れつつあるのではないかと考えられた。

制度の運用実績を見ても、輸入額ベースで総額1兆730億円の適用のうち、高中所得国への適用が1兆320億円とほとんどを占めている。更に、日本においては、全体の適用対象の9割は、米国に次いで現在世界第2位の経済大国に発展した中国からの輸入が占めているといった実態もある。それに対し低中所得国・低所得国に対する適用は、たったの390億円にとどまっていた。加えて、高中所得国への適用については、EUやカナダも見直しを行っている。

基本的な考え方は、卒業対象を高所得国から中所得国以上の国に拡大するということである。ただ、この要件に合致国を単純に卒業させると、一度に50カ国が卒業していくことになってしまうことになり、少なからぬ影響もあることが予想された。
そこで、世界における貿易市場で一定のプレゼンスを有する国に限ることとし、輸出の世界シェア1%以上という要件を併せて適用することとした。

 新たな卒業対象国としては、中国、メキシコ、タイ、マレーシア、ブラジルの5カ国が追加されることとなる。ただ、激変緩和措置として、これらの卒業制度の実施は平成31年度から行うこととしたい。 (※)平成30年・過渡期処理:部分卒業
中国等からの貨物を輸入している我が国の輸入業者の状況を考慮し、必要に応じて税率の見直しを議論していく必要がある。

(記事抜粋:『平成29年度関税改正について」 財務省関税局・関税企画調査室 2017/04)

blog up by Gewerbe  「貿易ともだち」 K・佐々木


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by Gewerbe | 2018-06-03 23:05 | Trackback | Comments(0)
『個別品目の関税率等の見直し(平成29年度関税定率法・関税暫定措置法の改正)』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4283)


『平成29年度 関税改正ー関税定率法・関税暫定措置法の改正』
「個別品目の関税率等の見直し」

 一つ目は、脱脂粉乳に対する関税の免税である。
戦後しばらくは学校給食等で飲まれていたものであるが、今でも学校、幼稚園、認可保育園の給食で使われている。現在は直接飲むのではなく、パンやヨーグルト等の加工食品に練りこまれることが多く、スキムミルクと言った方が通りがよいかと思う。 
本件は,脱脂粉乳の免税対象事業に、企業主導型保育施設を加えるというものだ。企業主導型保育施設は、いわゆる認可型保育に当たることから、免税対象に追加するためには制度改正が必要となる。そこで待機児童解消の観点から、免税対象に今般加えるものである。

 二つ目は、パラ二トロクロロベンゼン(PNCB)の関税の無税である。
PNCBはDPEと呼ばれる中間原材料に加工され、電気の絶縁体としてパソコンやスマホ等の電子機器の中で使われるものであるが、PNCBそのものの日本国内生産がなくなっている。一方で中間原材料のDPEの国際競争が激化してきていることから、国際競争力確保の観点から、原料である輸入されるPNCBの関税を無税とした。

 三つ目は、玩具の関税の無税化である。
玩具は、最近は多くが海外で生産されている。やはり中国生産が多いようだが、日本のメーカーも海外で製造して逆輸入をしている。他方、国内で生産されている玩具には、雛人形等の精巧なものが含まれるが、国際競争力はかなり高く維持されており、輸入品とは棲み分けがなされている。
 また、これまで玩具という品目の中で、さらに細かく品目が分かれており、これが通関実務において非常に大きな負担になっているという声があった。たとえば、人の姿を模したもの(人形の類)と、人間以外の生物または動物を模したもの(ぬいぐるみ)が別々の品目に分類されていて、税率も違っていた。しかし、物によってはどちらに分類すればよいのかが難しい場合がある。たとえば、普通の雛人形であれば人の姿を模した人形で間違いなさそうだが、顔だけがミッキーマウスになった雛人形の場合は、人の姿を模したものか動物の姿を模したものなのか一筋縄ではいかないこともあり、今般の改正では玩具の税率を一本化し、玩具を全体として無税化することとした。これにより、混乱がなくなるメリットもある。

(記事抜粋:「平成29年度 関税改正について」 財務省関税局関税企画調整室 2017/04)

blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木


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by Gewerbe | 2018-06-03 06:59 | Trackback | Comments(0)
『犯則調査手続きの見直し・(平成29年度関税法改正)-③』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4282)


『犯則調査手続きの見直し(関税法改正)』
(2)犯則調査手続の明確化

 一つ目は通訳・翻訳の嘱託手続きの明確化である。水際に係る税関の犯則事案の場合、外国人に絡むことも多く、通訳や翻訳の嘱託を提供することとした。
 二つ目は捜索証明書の交付である。強制的な捜査を行うこてゃ、犯則の嫌疑者にも大きな負担が生じる。当局として、捜査を行ったものの証拠物等がなかった場合に、捜索の執行が終了したことを証明する証書を交付する仕組みを整えることとした。
 三つ目の見直しは、犯則調査を行った結果、犯則の心証が得られなかった場合には、その旨を嫌疑者に通知するというものである。
 二つ目と三つ目は、嫌疑者側の立場を勘案するといった方向性の制度改正であり、犯則調査という強い国権を行使することとセットされるべき手続きであると考えており、今般整備することとなった。

(3)通告処分の見直し
 先に二つ目職権による通告処分の更正について説明する。現在は当局として、嫌疑者に一度通告処分をしてしまうと、仮にそれを一部修正しなければならないことがあっても、そこだけを直すという更正ができない仕組みになっている。
仮に更正の必要が生じた場合に実際にどうするかというと、実例はないが、通告処分を一回取消して、新しい通告処分を出し直すことになる。
 これでは理論的に時効のカウント日数に影響が出るので、当初出した通告処分を維持したまま、内容だけを修正するという更正を行えるように制度を整えることとした。
次に、一つ目差押物件等の保管費用等の納付を求める通告について説明する。犯則調査の過程で、証拠物や没収の対象となる物件を差し押さえることがあり、これらの物件については、基本的に税関が保管することになっている。このような物件としては麻薬や武器の類もあるが、中にはワシントン条約(絶滅の恐れのある野生動植物種の国際取引に関する条約)で規制されている生き物などもある。
たとえば、東南アジア原産の小型のカワウソであるコツメカワウソを輸入するには所管官庁の可等が必要だ。税関がこのような動物の密輸を見つけた場合は、これを差し押さえ、しばらくの間保管する必要がある。保管するといっても実態は飼育でであり、かなり費用がかかる。従来はその費用は税関が負担していたが、今後は保管費用を密輸した者に負担さすべき調整を行う。

 平成27年度における関税関係の犯則処分件数をみると;
[告発]=刑事事件 件数は:366件(前年度比の138%)、うち、虚偽申告輸出入事犯は、8件で(前年度比89%)
 刑事事件には至らなかったが、通告という行政罰を受けたものは、
[通告]=行政罰  件数は:895件(前年度比の229%)、うち、虚偽申告輸出入事犯は、3件で(前年度比60%)
 ※ 平成27年に「指定薬物」が、関税法上の「輸入してはならない貨物」に指定された影響が大きい。

記事抜粋:「平成29年度関税改正について」 財務省関税局関税課・関税企画調整室 2017/04)

blog up by Gewerbe  「貿易ともだち」 K・佐々木


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by Gewerbe | 2018-06-03 00:37 | Trackback | Comments(0)