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2015年 07月 23日 ( 2 )
『輸出申告価格』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?   (2724)

 前号において、 「従来、早期な段階で、この輸出価格の適正な規定改正を実施しなかった無作為には頬かむりをしたまま、なし崩し的に実務面からの適正インコタームズの理解への普及にやっきになっている。」のが実情です。
と、かなりの辛辣な表現をしています。この表現の真意はどこにあるのでしょうか?

 通関士試験においても、DAT(Delivery at Terminal)や、DAP(Delively at Place)等の新たなコンテナ輸送や国際複合一貫輸送下におけるインコタームズでの出題が実施されていることを強く念頭に置かねばなりません。

【関税法施行令・第59条の2第2項】
 
第58条第1号(輸出申告)に掲げる貨物の価格は、当該貨物の本邦の輸出港における本船甲板渡し価格(FOB価格)とし、関税定率法の第4条から第4条の8まで(課税価格の計算方法)により計算された課税価格に相当する価格とする。

 
お解りでしょうか? 関税低t率法第4条(課税価格の決定)の規定は、輸入申告における課税価格の規定のみでなく、 「(輸出申告価格)は、この関税定率法第4条の課税価格の決定方法の規定による価格でなけねばならない。」と、その施行令において具体的に規定されています。

【FOB価格=Free on Board (本邦輸出港における本船甲板渡し価格条件)】
 
FOB条件とは、旧・在来船における船会社と輸出者の受渡しを原則とし、現状では、石炭や小麦等の(バルク・カーゴ)などのチャーター・パーティー(傭船契約)に限られます。
 一般貨物の多くの輸出入貨物が運送される「コンテナ輸送契約」や、「国際複合一貫輸送契約」が一般化する中、この旧態なインコタームズ規定での「輸出申告価格」を法令上で規定する現状は、その経費の扱い、リスク分担の面で様々なトラブル要因をはらんでいます。

 特に問題要因として指摘されるのが、「コンテナ・ターミナルにおける諸経費」です。
現状のコンテナ輸送においては、船会社と輸出者の荷渡し場所は、FOBに規定する=(本船甲板渡し)ではなく、それより前にくるコンテナ・ターミナルで、輸出者から船会社に貨物が引き渡されます。

 コンテナ船による輸出の場合、その正しい貿易条件表記は関税法上の(FOB)ではなくて、
(FCA(Free Carrier)=運送人渡し条件)と表記されねばなりません。

 つまり、コンテナ船によるコンテナ輸送で輸出したにもかかわらず、その仕入書(インボイス)上の貿易条件をFOB価格とすることは、船会社から輸出者が請求を受けて支払った「CTC=コンテナ・ターミナル・チャージ」・「THC=ターミナル・ハンドリング・チャージ」がその輸出申告価格に算入されていないという、非常に不透明なものになる危険性をはらむという現状が多々あります。

(確信)はありません。しかし、仮に僕が第49回通関士試験の試験問題作成者とするならば、間違いなく、これらの輸出価格評価を盛り込んだ問題を作成し、「輸出申告書作成問題」に(輸出申告価格の解答欄)を追加します。
”遅すぎる”という具合の、そうせざるを得ない国際物流、通関現状であると感じています。

by Gewerbe   「貿易ともだち」   K・佐々木




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by Gewerbe | 2015-07-23 23:02 | Trackback | Comments(0)
『第49回通関士試験・(得点配分の改正)-②』
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(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな?   (2723)

 何も具体的な本年度・第49回通関士試験の(特定配分の改正)においての公布がされていない現状において、前号での「輸出申告書において、輸出申告価格を新たな解答欄として追加する」とする個人的な想定は、大胆な想定であるかともの思いも残ります。
 しかし、
① 金額の大きい順に記入せよ。
② 20万円以下のものは、最後の欄に小額合算し、その中で金額の最も大きいものを
  統計品目の代表として、10桁目のNACCS区分はXとせよ。
である以上(円価に換算する為替レート計算は省略できるにせよ)、各欄の申告価格は算出しなければならなかったわけで、輸出申告価格が新たに解答欄として追加されることに、大きな試験解答の負担が増えるというわけでもありません。大差ない時間内で、間違える受験者は、5欄の全てを不正解とし、理解できている受験者は5欄の全てを正解とする「芋づる結果」となるだけです。

 今回の「第49回通関士試験の得点配分改正」を考えるにあたって、やはり、「通関士試験」は、財務省が実施する(実務国家資格試験)であるという事実を、はっきりと認識する必要があります。
決して、単なる(試験のための試験)ではありません。今後の税関手続き、国際物流業務を担う資質を持つと判断できる人材の選抜国家試験が通関士試験です。
「試験のための試験」での気持ちで受験に臨む受験者をいかに排除するか、しつようなまでの問題構成で、それらの受験生を不合格に導く巧妙な試験問題構成が仕組まれている特殊な試験であるとの僕の認識は、今も変わりません。

 現状の通関士試験を取り巻く税関手続き・貿易上の大きな課題として、2つ考えられます。
1) WCO(世界税関機構)の提案した、特定輸出申告等の(AEOの国家相互認証
   制度)。
2) 2010年版インコタームズの普及
です。

’AEO国家相互認証制度)は、我が国がコンプライアンス(法令遵守)に優れていると認証して、簡易・敏速な通関手続きで輸出された貨物は、輸入国側でもこれを尊重し、簡易・敏速な輸入通関を実施するとしたもので、具体的には双方において、申告⇒許可は、数十秒単位で完了します。

 ここで大事なことは、輸出国においての輸出通関が、国際基準に照合した正しい価格で輸出申告されていないと、その価格を信頼し、輸入国において、ほぼ無審査での敏速・簡易に輸入許可を与えるわけにはいかない、という事実です。
「AEO国家相互認定制度」の国際的な確立は、(国際共通規準での適正な輸出申告価格での輸出申告が不可欠)という、我が国にとって、強力で迅速な外圧による我が国の通関体制改善が迫られている。」のが、現状事実です。

【2010年版・インコタームズ】
 
我が国は、関税法規定において、かたくなに旧在来船における(FOB価格)・(CIF価格)を輸出入の申告価格として規定してきました。一般輸出入貨物の大半が、コンテナ船や、国際複合一貫輸送が一般化する現状において、様々な経費的・責任分岐点などのトラブルを発生させているのも事実であり、通関手続きが、国際的に標準化する現状において、運送形態に則した正しいインコタームズ(貿易条件)の使用が、上記の(AEO国家相互認証制度)にも照らして急務となっています。
 従来、早期な段階で、この輸出入申告価格の適正な規定改正を実施しなかった無作為には頬かむりしたまま、なし崩し的に実務面からの適正インコタームズの理解への普及にやっきになっている面が見受けられます。

① 「AEO相互認証制度」に係る、国際標準的な輸出申告価格への算出評価
② 最新インコタームズでの経費・危険リスク分岐の理解

この2点を抜きにして、本年度の通関士試験の「得点配分の改正」を語ることは、僕はできません。

by Gewerbe  「貿易ともだち」   K・佐々木








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by Gewerbe | 2015-07-23 00:26 | Trackback | Comments(0)