(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (1296)
10年以上の準備期間を経て、欧州連合(EU)の加盟国中12カ国が2002年1月1日
に、
”自国の通貨を永久に放棄し、新しい通貨を採用しました。”
その通貨が
『ユーロ』です。2009年1月1日現在で、”ユーロ圏”=16カ国
になっています。
2002年1月1日、1330億ユーロ相当のユーロ紙幣が流通し始めました。
同年3月=2,420億ユーロとなり、2005年末には、5,650億ユーロ紙幣と160億
6400万ユーロ相当の(ユーロ貨幣)が流通していました。
このような(流通貨幣の切り替え作業)が、これほど大規模で行われたのは史上初めて
のことです。
『ユーロの国際的役割』
ユーロ導入から5年以上を経過する現在、「ユーロ建て債権」は国際債権市場発行総額
の31%を占める。
BIS(国際決済銀行)が3年に1度行う「外国為替取引残高調査」の初期結果は、”ユーロ
は
世界中の外国為替市場で2番目に取引の多い通貨であり、外国為替取引の37%を
占める。
いわゆる
「米ドル圏」=(アジア、西半球)の
外貨準備高におけるユーロ
の割合は2005年度の後半には18%、「米ドル圏外の欧州諸国」では57%でした。
☆ いずれの地域においても(外貨準備高)として、積極的に『ユーロ』を採用する
傾向が見受けられる。
(記事 : 駐日欧州連合代表部HP)
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木