(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (2204)
『実行関税率表』での
「輸入商品の所属区分」は、私たちの(日常の物品区分)とは違う
観点での=(国際的な観点)・(貿易上の観点)での区分されている
【輸入貨物区分表】
です。
しかしそこに、まったくの(原則)がないわけではありません。
『実行関税率表』は(21部の大分類)が(97類の中分類)で区分されています。
○ (動物)⇒(植物)⇒(鉱物)の順番
○ (原材料=天然資源)⇒(中間製品)⇒(最終製品)の順番
☆ (自然物)⇒(経済活動での付加価値増加)の順番に並べられています。
この意味で、
”処理・加工された場合の所属類の決定要素”での出題が一つの出題
パターンです。
(出題例) : 平成12年度通関士試験出題
輸入貨物について、それぞれ下表の左欄に掲げる相互に関連する二つの関税率表の項
のいずれにかに分類すべきかを決定する場合において、その分類を決定する要素として
、同表右欄の要素が大切なものはどれか。一つを選び、その番号をマークしなさい。
なお、同表右欄の要素に適切なものがない場合は「0」をマークしなさい。
[関税率表の項] [要素]
1、 第10.06項 (米) 粉砕の程度
第19.04項 (穀物の調製品)
2、 第20.09項 (果実のジュース) 砂糖の添加の有無
第22.02項 (飲料)
3、 第17.04項 (砂糖菓子) ココアの有無
第18.06項 (チョコレート)
4、 第52.08項 (綿織物) 模様の有無
第63.03項 (カーテン)
5、 第69.19項 (陶磁器の小像) 用途
第97.06項 (骨董 こっとう)
【正解】:3
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木