(貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな? (1114)
通関士試験の合格を目指し、
「何をどう~、受験対策を進めて行ったらよいのか?」
3度目~4度目の受験生なら、いざ知らず、10人中10人の同じ悩みです、、、。
つまり、(あなただけ~!)が焦りに悩んでいるのではなくて、皆同じです。
しかし、(5ヶ月後)は、「合格:不合格」の無き別れです。どこから、この(差)が
発生してくるのでしょうか~?
むろん、(資格試験への受験)ですから、「受験勉強への時間の確保」は必要です。
では、受験勉強にあてた時間の順番に(合格者)が決まるかというと、すべてに
そうとは言えない面があります。
要は、「通関士試験は、どういう試験か?」を早期につかみとり、合理的で効果的な
学習を継続した人が勝者となっているのです。
☆ 例えば、、 今年の試験において、(AEO制度=特定、特定、認定)は、昨年以上
にそれなりのウエイトをもって出題されてくると思えますが、、
「特定委託輸出者」 : あなたは、その(部分のみ)にこだわって理解・記憶しようと
していませんか?
「特定委託輸出者」が出てくる背景には、①:(原則の輸出申告の時期)があり、
②:(その例外規定)があり、③:(積戻し・仮陸揚げの類似規定)があり、
④:法令遵守(コンプライアンス)に優れた者として承認された(特定輸出者)があり、
⑤:認定通関業者&特定保税運送者に委託することにより特定輸出申告ができる
「特定委託輸出者」への繋がっていく(順番)・条文の(関連、連鎖)があるのです。
そして、その(関連・連鎖)が、具体的な試験問題となる(輸出申告の時期)や
(納税義務者)、(課税物件の確定の時期・適用法令)、(添付書類)、(例外規定の
要・否認)などのの違いに関連していくのです。
☆ とにかく、今の時期、「特定の各事項」を、(完璧に理解・暗記)しながら前に進ん
で行こうとする気持ちは捨てて、(法律用語・文章に慣れる)、(法律の関連)、(各条
文の構成)=「法・条文構成、順番、関連」を感じ取ることに気持ちを集中させてください。
(細部の理解・暗記)は、この「全体把握」ができていれば、ある時(パッと!)前に進み
始めます。
反対に、今の時期、この(全体把握をする気持ち)ができていないと、特定の箇所の完成
度は早期に達成するのですが、(全体レベル)が伸び悩みます、、。
乱暴な表現ですけど、現時点で行われる関税法の模擬試験の得点など、20点でも30点
でも構わないのです。 あくまでも、(最終目標点)は本試験での合格点なのです。
早い時期での(部分的な完成)は、非常に危険です。
とにかく焦らないで、順番に少しづつ自分のレベルを5ヶ月間アップし続ける学習方法を
とる・・・。それが僕の言う「45°上昇の継続」です。
具体的な受験対策は、本試験の前日まで、順次書き続けて行きます。
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木