(貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな? (951)
(通関士)、(貿易実務)の受験を準備している人は、
『ワシントン条約』をご存知
ですよね。
〔絶滅の恐れのある野生動植物の種の国際取引に関する条約〕
(Convention on International Trade in Endangered Species of Wold
Fauna and Flora)
一般的には、
『ワシントン条約』と呼ばれたり、英語の頭文字をとって
『CITES(サイテス)』
と呼ばれます。
その(ワシントン条約)で規制される物品に、
『アイボリー(象牙)』があります。
PCオークション(オンライン販売)の拡大に伴い、象牙の違法取引が増加し、アフリカ
ゾウなどの犠牲が増加しているという。
(1)世界最大のネットオークション会社=〔eBay〕は、先月末、象牙製品のネット上での
販売を全面的に禁止すると発表した。
野生動物専門家によると、象牙採取のために殺害されるアフリカゾウは毎年推定で2万頭
に上るという。 この大虐殺を止めようと各国政府は規制を強めている。
1989年には『ワシントン条約』で象牙の国際商取引が規制された。
改正後の〔eBay〕規制では、象牙を主材料とする製品はすべて、製作年代に係らず販売
禁止となる。 部分的に象牙が用いられた象嵌細工などは、1900年代以前の骨董品に
限り販売可能となる。
(2) 象牙輸入、9年ぶりに再会=日本、ナミビア産3.4トンを落札
アフリカ、ナミビア政府は10月28日、首都ウィントフークで(日本と中国)を対象にした象牙
の国際入札を実施した。
『ワシントン条約』の事務局によると、日本は3386キロを51万1730ドル(約4900万円)で
落札した。
具体的な船積時期は不明だが、1999年以来9年ぶりに日本の象牙輸入が再開されること
になる。
他方、中国は3840キロを67万4530ドル(約6440万円)で落札した。
☆ 古くより、中国と日本では、(象牙)が、彫刻や、装身具、〔印鑑〕の材料として貴重され
てきました。
☆ 上記のアフリカ、ナミビア政府による販売の(象牙)は、密猟者からの押収品が大半
です、、、。
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木