(貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな? (790)
『短縮通関制度の認定業者、12倍に拡大』
一定の条件を満たせば通関手続きの必要時間の短縮がはかれる制度を利用する企業が
急増している。
財務省による3月26日時点で93社が認定事業者になり、昨年の8社から一挙に12倍に
増えた。
国際物流のスピードが最大で1~2日程度速くなるこの制度が本格化することで、貿易の
効率化や国際競争力の上昇が期待される。
この制度の税関手続きが簡素で済む仕組みは
『AEO制度』と呼ばれる。
法令遵守(コンプライアンス)や内部統制などの基準を満たした企業が承認を受けると、
製品などが工場や事務所内にある状態で、輸出申告ができる。
(ソース:日経・経済)
☆ 『AEO=(Autorized Economic Operator)』
日本版AEO制度は、米国同時多発テロ以降、貿易における国際的な主流となっている。
(セキュリティの確保)と(国際物流の効率化)の両面を目指した制度で、
「輸入における
簡易申告制度」と「輸出における
特定輸出者制度」の
二本柱である。
(※) 財務省は、本年度末までに「輸出通関額の50%以上を特定輸出申告とする」ことを
目標としているのであり、今回の(衆議院財務金融委員会)で可決された
「特定通関業者」、「特定保税業者」の承認開始とも合わせ、『AEO制度』に会わせた
(通関業務)の内容が今後、激変していくと思われる、、、、。
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木