(貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな? (トピックス)
『貿易』を英語で表現すると=Foreign Trade:(外国の相手との商取引)となりますよね。
(外国と言えども、同じ人間・・・)と言うのは、感情論であって、経済としての実態は、
言葉、お金、法律、宗教、民族、気候風土・・・すべてが違います!
そのポイントにおいて、(同じと思えて、大違い!)の韓国、台湾、中国との貿易が難しくて、
始めから(違う!)と思ってる欧米との貿易の方が日本には、やり易いのかもわかりません。
『目からウロコ、、、、』
先日の2月16日(土)に、広島のある大学で(アジア市場経済学会)の研究会があったので
参加しました。
内容的には、中国からの留学大学院生の論文発表で、(WTO前後の中国)とテーマとする
ものです。 留学大学院生と言っても、多分、中国では教授か企業内博士クラスの人と思い
ます。
その内の一人の論文=
「中国は、何故?(知的財産権)侵害が減らないか?」の
想定理由の一つに、
”中国は、社会主義国家・計画経済体制国家であり、
知的財産は、一種の公共財産である。”
というものです。
これには、ビックリ!=(目からウロコが落ちた!)気持ちがしました。
これを(中国のへりくつ!)と一笑に伏すのは簡単です。 むろん、資本主義国家においても、
原則的には(特許)といえども人類共通の財産と考えるけど、特許権者の開発努力を評価し、
その権利の行使に、一定の(独占期間)を供与されます。=一定期間の(独占権)が保護
されています。
しかし、原則として!(知的財産権)といえども、「財産は個に帰属しない」とする社会主義
思想の基本的な原則で、(知的財産権の侵害問題)に切り込んでくるとは、思いもよらない
事実でした、、、、。
(農村部)までも含めた中国全体の(グローバル化)には、まだ相当の時間を必要とするだ
ろうなァ~、、、、。
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木