(貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな? (686)
このニュースには、さすがに驚きました・・。(そう言う、現実に至っているのか~・・)
過去の(日本国内で各企業がライバルとして競合する)、、そんな時代では無いのですね・・。
『アジアで空陸一貫輸送網 日通・近鉄エクス・全日空が貨物会社』
(日本通運)・(近鉄エクスプレス=KWE)・(全日空)の3社は18日、企業などの(小口貨物)
を取扱う新会社を
来年4月に共同で設立することを発表した。
物流と航空大手が手を組み、急拡大が見込めるアジアを中心に空陸一貫の輸送網を整備
する。
国際貨物市場では圧倒的な力を持ち、アジアで攻勢を強める
(米フェデックス社)
や
(独DHL社)など
「インテグレータ」と呼ばれる欧米の巨大総合物流
企業に対抗する狙いもある。
新会社は書類や部品などの小口貨物を集配し、海外の事務所や工場に1~2日で急送する
「国際エクスプレス事業」を手がける。
社名・資本金は未定だが、出資比率は全日空が34%、日通とKWEが28%で、残り10%は
他の物流会社になどに出資を呼びかける。
初年度に20~30億円の売上高を見込み、2011年に500億円を目指す。
3社が手を組んだ背景には
(フェデックス)と(DHL)に(米UPS)と(オランダ・TNT)を合わ
せた=「インテグレータ:4強」に対する強い危機感がある。
航空貨物の取扱高で、1.2位の日通とKWE[はこれまで主に企業向けの大口貨物を取扱っ
てきた。 しかし、小口貨物が中心だった4強が大口貨物にも進出しアジアで攻勢をかかけて
おり、「住み分けげできなくなった」(KWE社長)
このため、両社は今年8月にアジア域内で同事業に共同で参入することに基本合意。
数百機の貨物専用機を保有する4強に対抗するには、航空会社の
参加が欠かせないと判断。
沖縄の那覇空港をを拠点(ハブ空港)にアジア域内で国際航空貨物
事業のネットワーク整備を進める(全日空)を新たに迎い入れることにした。
日本企業のアジア進出が加速し、国際分業体制の確立が進むなか、
日本発の小口貨物市場は拡大が続いている。
関西国際空港の完全24時間化など、さらなる市場拡大が見込まれるなか、4強の
攻勢を指をくわえて見ているわけにはいかなかったようだ。
(フジサンケイ・ビジネスアイ)より、
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木