(貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな? (637)
世界第3位の小麦輸出国であるオーストアリアは、この100年で最大
の干ばつの影響を受け、米国、英国、そしてカナダから
小麦の輸入を認可した。
オーストラリアの小麦生産高は、今シーズン62%減の950万トンに急落する可能性もある
と商品予報局は先月発表した。
オーストラリアは自国の畜産・農業の保全のために、
すべての農産物において厳格な検疫体制を保有していることで有名です。
これらの国々からの小麦輸入は「(防疫上の)リスクが低い」と評価されたもので、厳格な
検査基準を満たした上で輸入すべきである。とオーストラリア政府のために輸入リスクの
査定を行なっている
バイオセキュリティー・オーストラリアは提言した。
オーストラリア政府は、「小麦以外にも、家畜飼料むけの穀物の輸入申請を40件以上、
調査している」と発表。
オーストラリア検疫検査局(AQIS)は現在、ブラジル、パラグアイ、アルゼンチン
中国、ウクライナ、南アフリカ等の国々の小麦、大豆、ひまわり、雑穀である(ソルガム、
メイズ)の害虫状況を調査している。
(参考:News headline)
☆ オーストラリアの主産業である(畜産・農業)に被害発生の危険性のある、海外から
「病害虫が進入」することは、同国が(一番に恐れること)です。
したがって、日本からの旅行時、肉類の入っている「カップ・ラーメン」は持ち込み禁止
で入国時、空港で没収となります。
by Gewerbe 「防疫ともだち」 K・佐々木