(貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな? (549)
『実行関税率表』とは?
(海外から輸入される輸入品に課せられる[関税=輸入税]の税率を決定するための税率表
であって、
決して、
【 (製品分類表)ではなくて、(商品分類表)である!】
この言葉だけで、受験生の皆さんの気持ちが随分と楽になるのではないかと思います。
常識的な日本国内での製品感覚で考えるから、(解らない、、!)、(苦手、、)となるのです。
「貿易、輸出入売買での(商品分類表)+(輸入税率表)」と、一般的=常識的な(製品感覚)
から、(輸入商品)へと頭を切り替えてください、、、。
この分野の出題は、大きく分けると次のパターンがあります。
① [所属類の決定] : (次の類に属する・属さないものはどれか?
② [加工・処理] : (次の加工・処理した場合、類が変わるものはどれか?)
③ [決定要素] : (次の商品の分類を決定する要素は何か?)
④ [関税率表の解釈に関する通則]:(次の分類は、「通則のどれ?」が適用されているか)
⑤ [注の規定] : (「部・類の注の規定」の記載の正しい・誤っているものは
どれか?)
☆ 最近の出題の特徴として、(具体的な輸入商品の分類決定所属)の問題)よりも、その
原則的な基本規定である:
④ [
関税率表の解釈に関する通則]
③ [決定要素]:(分類を決定する重要な要素)
からの出題が増えているのが特徴です。特に、④[関税率表の解釈に関する通則]は
(具体的な凡例)を想定しながら、はっきりと理解しておいてください。
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木