(貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな? (541)
[解答] : 8,668、296円
[解説] :
(2,100Kgs × @4,212円/Kg) -
[(2,100Kg × @4,212円/Kg) × 2%)] =
8,668,296円
〇 外国から本邦に向けて輸出することを目的として行なわれた売買について、その貨物が
本邦への
(運送途上)において第三者に転売された場合は、
転売後の第三者を買手とする売買を(輸入取引)とする。
[関税定率法基本通達4-1-(2)-ロ]
〇 外国から本邦に向けて輸出することを目的として行なわれた売買について、その貨物が
(本邦に到着後又は保税蔵置場中に転売された場合)は、
当該取引は(
国内取引)とし、当該貨物の本邦への到着をもたらすことと
なった売買を(輸入取引)とする。
[関税定率法基本通達4-1-(2)-ハ]
〇 3、の(半年間の金利=2%)は[
延払い金利]であり課税価格に含めない。
今回は(仕入書価格に含まれている)ので、その金利分を控除しなければならない。
[関税定率法第4条第1項の5]
☆ 従って、この(2回の転売)を重ねた取引で、最終的に[海外からの(外国貨物)を本邦に
引取ろうとする者=
納税義務者=輸入(納税)申告者は、(E)であり、(E)が
申告すべき(課税価格)は、[3、の(M)←(X)間で締結された売買契約価格]である。
実際の(海外取引)において、このような(転売)は日常的に行なわれています。
[関税法]、[関税定率法]等の
基礎=(外国貨物:内国貨物)、(輸入とは?)
(課税物件の確定の時期)、(課税価格の決定方法)など、
それらの基礎が集約されていることをじっくりと理解してください、、、。
現状の通関士試験が受験者に求める(合格基準)は、[法令の記憶]では無くて、その法令を
[理解し、敏速に正確に処理する能力](実務国家資格試験=通関士試験]だと書きました。
本試験中でのこの種の問題の許される解答時間は、(1問=3分)程度しか取れません。
他も含め(計算問題:4問)の半分以上の正解が出せないことは、=
即、(不合格)に直結します。(計算問題の4問以外の[商品区分]・[択一]問題も難関です。
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木