(貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな? (495)
[6月7日(480) 『通関士』・原文]
~いま一つは、「国際間の相互認証制度の急進展」です。
「平成19年度 関税法改正」は、WCO(世界税関機構)の国際統一の(税関手続き改善策)
です。
今、世界の主要貿易国が、提携して一斉に統一された通関手続きの改善を実施しているの
です。
『通関士』の将来的方向性は、インターナショナルな(国際資格)です!
[コメント]
← ④ 将来的な通関士の資格は、国際ライセンスとなり、世界中でこの資格を活かすこと
ができるようになるということでしょうか?
← ⑤ 今まで合格した通関士では国際ライセンスとはならないのでしょうか?
新旧の通関士資格の相違は今後どう反映されていくのでしょうか?
[返 答]
1) (将来的)という意味では、[国際ライセンス]になることの(可能性)を信じる僕です!
そのためには、(各国の税関手続きの共通・統一化)が必須条件となります。
その動きが具体的にスタートしたのが、(今!)なのであり、その動きを法令改正している
のが「平成19年度 関税法改正」です。
2) 「国際化」には段階的なプロセスを踏むと思います。
まずは、「各国間での国家資格・相互認証制度」です。自国で取得した国家資格は、
相手の国でも(有効)と相互に認め合う国家の約束です。
「EPA=経済連携協定」の締結を拡大する東アジア諸国との(相互認証)が進んでいま
す。 タイと日本とのEPAで(看護士資格の相互認証)がスタートしていますが、まず急
がなけねばならないのは(貿易関連資格)では?
3) (通関士)としてのレベルアップです。
悲しいかな、、(これが、日本として政府が認めた税関手続きのプロです!)と自信をもっ
て将来のEU(ヨーロッパ連合)とのEPA締結となった場合に、(政府お墨付き!)で押し
出すことができる(税関手続きの法務・税務の専門家)の現状でしょうか~?
☆ 本年=第41回 通関士試験が、(昨年よりも試験が易しく、合格率が大幅に上がる)
とは、僕は想定もしていません、、! (昨年以上の難解さでは・・・?)
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木