(貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな? (406)
EU(欧州連合)との取引の中でのトレード・タームズ(貿易条件)=[輸出者と輸入者との
費用・責任の分担]にFree(ドイツ語の同意語、Frei)が多様されていることに特徴があり
ます。
Freeは、貿易価格条件として使用される場合は、契約に定められた引渡し場所
に商品を届ければ、売主(輸出者)の責任(危険・費用負担)が終了することを意味している。
[Free]は、一般的には[輸出地現物渡し価格条件]として使用されてきた。
インコタームズで最も基本的なFOB(Free on Board)=輸出港本船甲板渡し価格条件は
その代表で、貨物の引渡し場所が輸出港の本船内で、本船に船積みすれば輸出者の危険
と費用負担は終了するものです。
ところが、1936年規定のインコタームズ:11種類の中には、
「指定仕向け地持込渡し価格条件=Free or Free Derivered-----named pointt of
Destination」と規定されていたのです。
これは輸出者が、商品が輸入者の手元に届くまでの一切の費用と危険を負担するもので、
買主にとっては代金支払い以外にはなんらの負担もない、最も手軽な貿易条件である。
この条件を
Franko(フランコはラテン語のFreeの意)で、現在のインコタームズからは
削除されているが、欧州や米国ではずっと使用されているのです。
この「Free」=Free Deliverd条件は、言うまでもなく「持ち込み渡し条件」で、現在の
インコタームズのDDP(Delivered Duty Paid」、DDU(Deliverd Duty unpaid)で
復活されています。
☆ 現在、日本で使用されている代表的な(在来船)でのFOB,C&F(CFR)、CIFが、
(コンテナ船)対応でのFCA,CPT,CIPに移行するのではなくて、一気にDelivered系、
あるいは、Ex系(工場出し条件)に移行するのではないかと思える、、。
(参考:世界経済情報サービス・実践国際ビジネス教本)
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木