(貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな? (386)
WTO=Wold Trade Organization:世界貿易機関の最大の問題点が各国の(自国農業
保護政策)です。
農産物の輸出国が各国の市場開放を迫る一方、農産物輸入国が自国の自国の農業を守ろ
うとするのは当然であるが、「WTO農業交渉」においての各国のポジションはそれぞれの国
の農業政策を反映している。
アメリカやEU(欧州連合)は、「財政による保護政策)=農家への補助金・直接支払いで、
(輸入農産物)に対する関税はそれほど高くはありません。
それに対して;
日本の(農業保護政策)は米・欧とは違って、(農産物価格を高く維持)して、消費者負担で
農業を保護するするという
「高関税依存型」の農政を続けています。
(参考) 【日本の高関税率の農産品】 (出所:農林水産省)
コンニャク芋:(1705%)、雑豆(エンドウ豆):(1083%)、コメ(米):(778%)
落花生(ピーナツ):593%、バター:(482%)、砂糖:325%、生糸(シルク):245%
大麦:(256%)、小麦:(252%)、脱脂粉乳:(218%)、でん粉(イモ澱粉):(234%)
※ 具体的な判断の仕方は、(コメ)を例にとると、1000円の価格で海外から輸入された米
は、輸入通関時に778%=7780円の(関税)を納付し、実際の輸入価格は(8780円)
になるのです。
今後の「WTO農業交渉」において、アメリカやEU(欧州連合)のように(直接支払い=財政
支援政策)に転換をせずに、コメなどの産品で上限関税率や関税引き下げの(例外扱い)を
今までの通りに求めて行こうとするならば、代償として
低関税率の関税割当数量
(一定の量の枠内に限り、低関税率を適用する)の大幅な拡大を求められることになろう、、。
☆ 「関税割当制度」とは? ある一定の貨物について管轄主務大臣から一定数量の
割り当てを受けたもの(者・物)については(低い税率)あるいは無税、割り当てを受けないで
輸入されるものについては(高い税率)が課せられるという「二重税率制度」です。
英語では、T/Q-(Tarif Quota)=タリフ・クォータ と言います。
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木