(貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな? (368)
自動車メーカーのMAZDA(マツダ)は、2007年3月期の業績予想を上方修正し、予想より
多い1580億円に引上げました。
原料価格の高騰などマイナス影響もあるが、、200億円に上る
(円安効果)
が営業利益予想を引上げた。
(マツダ)は、日本国内の販売は前年同期比8%減の約18万台に落ち込んで不振である。
一方、海外販売は好調で伸びている。 アメリカでは新型SUV(スポーツ多目的車)などが
好調で、4%増加の20万台、ヨーロッパでは2005年に投入した(ディーゼル車)が寄与して
11%増の22万台。
☆
(日本からの輸出)での海外販売が進んだため、販売台数の輸出
比率は2005年度の70%から2006年度は75%に高まった。
※ (日本自動車メーカー全体では、海外工場での「海外生産」が国内生産を超えていま
す。)
(円安)による営業利益の押し上げ=
[為替差益]が298億円と、
営業利益の3割近くを占めているため、
為替相場が(円高)に転じれば、
一転して大きな損失に繋がる危険性をはらむ!
経営不振に陥ってる(アメリカ・フォード)の米国内工場を活用しての
「海外生産の拡大」
の計画については、(全体生産体制を見直す次期中期計以降に検討予定)と述べている。
※ (MAZDA)は、「フォード・グループ」に属しています。
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木