(貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな? (194)
〔平成17年度 関税法改正〕
これは皆さんが思っている以上の「大改正」であり、その総仕上げとして数々の「法令改正」
が平成18年度へと継続しています。
その改正のポイントとなるものは、
〔税関の水際取締り と 〔コンプライアンス=法令遵守〕です。
〔税関の水際取締り〕の柱となるのは、以下の2点です。
① テロ対策の強化
② 知的財産権侵害物品の取り締まり強化
☆ 平成18年6月1日 改正施行
【輸入禁制品】=関税定率法 第21条を
【輸入してはならないい貨物】
として、関税法 第69条に移行。
と
、(関税定率法)⇒(関税法)に名前を変えて移行されます。
この〔輸入禁制品〕には、
平成18年3月1日改正施行 : (不正競争防止法違反物品)の追加。
平成18年4月1日改正施行 : (偽造クレジットカードの材料となるカード)の追加。
がされており、(知的財産権侵害物品)を柱とする〔輸入禁制品〕⇒〔輸入してはならない
貨物〕は、本年度の
「改定・通関士試験」の大きなポイントになることは、当然に
予想されます。
今まで以上に
、(暗記)より(理解)が求められる試験対策です。
(理解)とは?
法令・条文の(背景)理解です。
今、世界で、何が起こり、何が問題となっているのか?
そのために、日本は国際社会の一員として、何を協力し、自国の安定のために何をしなけ
ればなならないのか?
それらを日本の国として文章化したものが、今回の「法令改正」であり、その改正を受けての
⇒「通関士試験形式改定」なのです、、、、。
今、国際経済→輸出入→税関手続きに、どの様な変化が発生しているのか?
そのポイントをしっかりと見つめながら、受験対策を進めてください。
by Gewerbe (貿易ともだち) K・佐々木