(貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな? (114)
今年の7月に開催される日・米・欧の主要国首脳会議(
サンクトペテルブルク・サミット)
で、「偽ブランド品」や「海賊版CD」などの
模倣品の根絶に向けた国際条約づくり
を進めることで合意する見通しとなりました。
批准国に模倣品の輸出の禁止や製造設備の廃棄を義務付ける。
2008年までに条約を定め、サミット合意をテコに模倣品の多い「中国」などの途上国など
発展途上国の批准をうながすもので、「知的財産権の侵害」で最大の懸案だった模倣品を
減らして世界レベルでの公正な貿易の発展を目指す。
全世界での「模倣品=ニセモノ」の年間取引額は、約65兆円と推定されており、ICC(国際
商業会議所)の調査によると、全世界の貿易額の5~7%が「模倣品での被害額」とされて
います。
日本の特許庁が行った調査では、2001年度に日本企業がアジア各国で被った「模倣品
被害額」を1兆679億円と推定しています。
「模倣品」=特許権、実用新案権、意匠権、商標権の侵害物品
「海賊版」=著作権等の侵害物品
全体として、「知的財産侵害物品」=ニセモノ、コピー製品と総称しています。
←日本も世界の先進国として、公平な国際商取引=貿易のために積極的な義務を負う
ことを課せられます。
「知的財産権の侵害物品の取引禁止」が国際条約となることで、益々と
(関税定率法第21条:『輸入禁制品』)の扱いは厳格なものに改正されると思いますよ。
☆ 通関士試験受験の皆さん!
数年前からの「通関士試験:出題ポイントの変化!」ではありますけど、今年は特に
〔新貿易の3大要素〕
①知的財産権侵害物品
②世界の環境保全
③公正な取引
に関する
『水際取締り、コンプライアンス(法令遵守)、規制緩和←→罰則強化』を
マークして下さいネ!
by Gewerbe (貿易ともだち) K・佐々木