(貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな? (104)
① 「味の素」は、国内で販売する(クノール)ブランドのインスタント・スープの具材の乾燥
野菜を中国・福建省の新工場で生産。 「味の素」との合弁会社であるアモイ如意集団
が、具財である野菜の栽培と工場を運営、スープに入れるチンゲンサイやキャベツを
栽培、加工し「味の素」に納入する。合弁会社は4年後をめどに年間売上額:10億円
を目指しています。
② 「サッポロ・ビール」は、ビール材料の(ホップ)の中国内栽培を現状の1種から5種類に
拡大栽培する。
③ 「ニチロ」は、野菜栽培からの冷凍野菜の品質管理を徹底して、中国からの調達を拡大
方向である。
☆ これら、日本の各食品メーカーの動きは、中国での
「合弁企業」などに日本
の栽培技術、
トレーサビリティー(生産履歴の追跡)のノウハウを教えて
(安全性)を高めながら、中国からの安い製品・原料を調達しようとするものであり、
13億人の中国とアジア全域への(新市場拡大)を狙うものです。
←先生~、これが言ってた : 「 Made by Japan : Made in Asia 」ということ?
←食品産業に関して言えば、その通りです! 食品メーカー意外の他の産業でも、日本の
持つ各ノウハウ、あるいは今後の新しい技術、産業を日本がどんどん開発して、国産
なみの「安全管理」で
『国境を越えた栽培・生産活動』は益々に拡大するので
す。
☆☆ (様々な要因)があって、全世界から(非難の的!)となっている「日本のおコメ(米)
の保護政策)ですけど、単純に農業として考えれば(熱帯・温帯性の植物であるコメ)
は、原産地であるアジアでは本来、すくすくと育って2期作・3期作と1年に2~3回
も収穫できる作物なのです。
本来の栽培に適さない(寒冷地)での『国産』を守ろうとするには
限界の来ている(国際状況)なのかも知れません、、、、、、、。
by Gewerbe (貿易ともだち) K・佐々木