(貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな? (102)
『 Arm'sーLengths:アームズ・レングス』と言う英語は、(腕が届く)という意味
から転じて
、「互いに対等な立場」とか
、「客観的な第3者間の公正な関係」
という意味で用いられることが多く、日本では
『独立企業間取引・価格』の言葉で
訳される経済用語です。
海外からの輸入貨物には、原則として【関税・内国消費税】が発生しますけど、この(輸入税)
の課税価格の決定の原則が、「CIF価格=Cost,Freight & Insurance=日本港到着:
運賃、保険料込み:
独立企業間価格=Arm' Lengths Price」なのです。
(関税定率法 第4条: [ 課税価格の決定方法 ] )
輸入許可時に納付すべきこれらの関税・消費税が不足していたとして、事後にペナルティー
金としての納付命令を受けるケースが急増しています。 [
過少申告加算税 ]
その原因のおおきな要素に
『アーム・レングス価格=独立企業間価格』があるので
す。
「逆委託加工貿易」という貿易の形がありますが、これは、人件費の安い海外に
日本から資材・材料を送り込み(輸出)、製品への加工・製造を委託し、出来上がった製品を
日本に送り返してもらう(輸入)するものです。
つまり、原材料は日本から供与しているのですから、製品を輸入しても、相手に払う代金は
製品としての価格では無くて
、(加工・製造費のみ)です。
「関税・消費税等は、全く無関係の第3者から、輸入したとする場合の製品価格」
とする原則の課税価格から、(日本から無償・値引きして送り込んだ資材・材料費)が加算
されて申告されていないためのペナルティー金=「過少申告加算税」が課徴されるケースが
多いのです。
今のところ、(知識不足等の悪意の無い場合の過少申告加算税の税率は
10%)
ですけど、(故意=隠ぺいや仮装の悪意を持っての過少申告税額が発覚した場合は
、
「重加算税」として
35%のペナルティ金を課せられます。
←先生~、今日はやけに「固い!真面目!」な内容だね、、、。
←たまにはね~(笑) だって、来月から「通関士受験対策」をスタートさせなくてはね!
今年は、(平成17年度関税法改正の総仕上げ)と(昨年度の高合格率の反動)が来ます
ヨ。
by Gewerbe (貿易ともだち) K・佐々木