(貿易ともだち)さん、みんな(頑張るチャン!)してるかな? (91)
【
--フォールディングス】、【--グループ】と呼ばれる組織。
これらが
『持ち株会社制度』といって、1997年12月の「独禁法改正」によって
解禁された新しい企業経営の仕組みです。
それまで、戦前の旧財閥による日本経済の独占支配の反省から、戦後は経済自由競争を
建て前として、持ち株会社は禁止されていました。
「三菱東京フィナンシャル・グループ」と「UFJホールディングス」が合併し『東京三菱UFJ
ファイナンシャルグループ』となったことは、世間を驚かせていますけど、この持ち株制度
が認められているから動き出したのです。
〈貿易〉との関係で言えば、国境を意識しない経済活動=グローバル化が急展開する中で、
世界の各企業は生き残りのためにM&Aによる企業統合を行い、次々と巨大化してきました。
そんな中で、経済先進国で(純粋持ち株会社制度)を禁止している国は韓国と日本だけで
あり、このままでは日本も効率的な企業経営に切り替えないと国際競争に負けてしまう。
との危機感から、1997年に解禁としたのです。
その後は、みなさんもご存知の通りの「業界の大編成時代!」で、日本国内で、昨日まで
ライバル同士で市場占有を争っていた企業どうしが、お互いに同一資本企業へと再編し、
世界の大企業と肩を並べ、さらには海外の企業をも資本提携を進めて世界企業へと成長
しつつあるのです。
わずか10年前に、国際宅配便のDHLがドイツ・ポスト(ドイツ郵便)に、世界中の空港にある
免税店のDFSがルイ・ヴィトンに、あるいは国内で言えば、日本の大手鉄鋼メーカーの川崎
製鉄とNKK:日本鋼管がJFEに、日本の金融市場を2分してた東京三菱とUFJが一緒に
歩むことを誰が想像できたでしょうか、、。
←今や、日本の会社とか、ドイツの会社とかと言う時代ではなくなってきています。
地理的にも時間的にも『地球全体』を考えざるを得ない時代に突入しているのです。
国境を越えた世界全体を市場とし、各国の人々の指向性を意識し、地球の環境保全
と資源の有効利用 等々、、
この世界の大変化の中で、みなさん1人1人が(貿易)に興味を持ち、夢を持って
いる。自分で自分を信じてあげて、その意味をじっくりとかみ締めてみてくださいネ!
by Gewerbe (貿易ともだち) K・佐々木