『「EV教条主義」の終焉か...14ブランド連合・ステランティスが選んだ「マルチエナジー」という冷徹な生存戦略」』ー③
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (8821)
『「EV教条主義」の終焉か...14ブランド連合・ステランティスが選んだ「マルチエナジー」という冷徹な生存戦略」』ー③
~(前号)からの継続アップ~
◆日本市場での再編
日本でも、組織のまとめ直しが目に見える形で進んでいる。販売網や人員を分散させたままでは採算が合わないという判断が背景にある。2026年1月、ステランティス・ジャパンは国内のブランド事業部を「フレンチ(プジョー、シトロエン、DS」「アメリカン(ジープなど)」「イタリアン(フィアット、アバルト、アルファロメオ)」の三つに束ねた。国や出自ごとにくくり直し、運営を集約する体制へ切り替えた格好だ。
あわせて進めるのが、複数のブランドを同じ拠点で扱う「ステランティス・ハウス」の展開である。ショールームや整備設備、人員を共有すれば、販路に関わる不動産費や固定費を抑えやすい。一店舗あたりの収益を底上げする狙いは理解しやすい。ただ、違う個性を持つブランドが同じ空間に並ぶことで、それぞれの特徴が薄まる懸念も残る。効率と個性の両立は、言うほど簡単ではない。
東京オートサロン2026に持込んだ新型車を見ると、日本の利用環境を強く意識した顔ぶれが揃う。プジョー5008は1.2Lのガソリンターボにモーターを組み込んだ48Vのマイルドハイブリッドを採用した三列シートのスポーツタイプ多目的車(SUV)だ。シトロエンC5エアクロスは後席の広さとフラット機能を前面に出し、乗り心地を重視している。DSNo4は従来の「DS 4」から名称を改め、質感を引上げたHVとして投入された。」いずれも共通の「STLA Medium」を土台にしており、扱いやすい走りと日常の使い勝手に重心を置く。派手な先進性よを争うより、生活に寄り添う性能を整えたたという印象が強い。日本の需要を見据えた判断だろう。
一方で、会社全体の足元を見ると不安材料も消えていない。収益の柱である北米では、主力のジープなどで電動化が思うように進まず、方針の揺れが市場に混乱をもたらしている。在庫が積み上がり、価格も上がったことで販売が鈍る。こうした状況が続けば、グループの資金繰りは重くなり、次の開発に回せる余力も細る可能性がある。
欧州で掲げた「2030年までに販売をすべてEVへ」という目標についても、経営陣からは情勢に応じた見直しを示唆する発言が出始めた。長期の方針を保ちながら、実際の需要に合わせて投資を続けられるかどうか。そのバランスをどう取るかが、これからの焦点になりそうだ。華やかな車種展開の裏側で、経営の現実が問われている。
~以下、(次号):『生き残りの条件』に継続アップ~
(記事出典:清水秀明 氏(異動車ライター)/ MerKmal 2026/02/06 )
blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木


htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-245025123"
hx-vals='{"url":"https:\/\/Gewerbe.exblog.jp\/245025123\/","__csrf_value":"e19279da4daa4335a7ad5e16d3641cdcb3a5bb1b3e971ce1f8f2f70227375dd8ce3a9b2da6380e18358b8d2b0436843ece37da6d5ab99d44cab4fa0b72561454"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">