『レアアースで読み解く資源覇権戦争と「中央アジア」というピース』ー⑤
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (8808)
『トランプの行動は「暴走』ではなく「脱中国』で一貫している! レアアースで読み解く資源覇権戦争と「中央アジア」というピース』ー⑤
~(前号)からの継続アップ~
◆レアメタルは「掘る者」ではなく「持つ者」が勝つ
2026年以降のレアメタル市場を見通すと、はっきり言えることがある。それは、価格を決めるのは鉱山ではなく、在庫として供給網を握る者だという事実だ。中央アジアのおレアメタルは、今すぐ世界を救う量ではない。しかし、中国依存を一割、二割と削っていくには、十分すぎる「逃げ道」になる。
山師の勘で言えば、この地域は「爆発」ではなく、「じわりと効いてくる」。日本に問われるのは、5年後もここに居るかだ。中央アジアの指導者たちは、日本の技術力以上に、関係の継続性を見ている。今日来て、明日去る国はいらない。10年後も同じ顔ぶれが来る国を、彼らは信用する。
資源外交とは、契約書よりも長い時間軸で結ばれるものだ。これは私(中村)が、シベリアでも、南米でも、アフリカでも学んできた教訓である。静かな回廊が開いたとき、世界は変わる。中央アジアを巡る動きは、派手さがない。だからこそ本物である。この静かな回廊が定着したとき、日本は初めて「資源の人質」から解放される。それは勝利宣言ではない。生き延びるための、最低条件に過ぎない。そしてその条件は、すでに整い始めている。
誰も気づかぬ夜のうちにーー。
◆原子力潜水艦と核融合ーー派遣を決定づける「未来の電力」
なぜ、そこまでしてレアアースに固執するのか。その理由は、2020年代後半から加速する「技術のパラダイムシフト」にある。
現在、軍事力の象徴は航空母艦から、探知不能な「原子力潜水艦」へとシフトしている。それらに搭載される小型モジュール炉(SMR)や、究極のエネルギーとされる核融合発電の実用化レースが激化している。AIの爆発的な普及に伴う電力需要の増大も、これに拍車をかける。
これらの次世代技術において、強力な磁石や耐熱合金、超電導素材としてのレアアースは代替不能だ。
21世紀後半のエネルギー覇権と軍事覇権の双方を掌中に収める。トランプにとって、これは単なる「貿易赤字」の問題ではなく、アメリカが「二流国家」に転落するかどうかの瀬戸際の問題なのである。
~以下、(次号):『南鳥島ーー日本が握る「静かな切り札」』に継続アップ~
(記事出典:中村繁夫 氏(アドバンス・マテリアル・ジャパン)/ Wedge (ウエッジ) 2026/01/10 )
blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木


htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-245020251"
hx-vals='{"url":"https:\/\/Gewerbe.exblog.jp\/245020251\/","__csrf_value":"b1f9b645d93671f3f4cc9b2b2e1dae8ce54ee5458cc53cf408d73b6d5e09d3cded6ad931c61e09bf1d95285aad456832047a2a8f03fa39cb5b257bd076cbb369"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">