(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (8792)
『中国の渡航自粛勧告で消費2.2兆円減の衝撃!「日本の経済的弱点を正確に突く』棍棒外交の魔の手が迫る「唯一の打ち手はこれだ』ー②
~(前号)からの継続アップ~
◆「2.2兆円の損失』と騒ぐこと自体が、中国の戦略が成功している証拠
この学術的知見が意味することは明白である。中国政府は、政治的な対立を引き起こすことが、「持続的かつ一方的に」相手国の貿易(経済)にダメージを与えることを、データ的にも熟知している。日本の報道が「2.2兆円の損失」と騒ぐこと自体が、中国の戦略が成功している証拠に他ならない。
ここで厳しく批判されなければならないのは、高市首相の外交的センスの欠如である。
台湾有事が日本の安全保障に直結するという認識自体は、現実的な議論である。問題は、その現実を、何の戦略的準備もなしに、国内の国会答弁という場で不用意に「挑発的」と受け取られる言葉で表現し稚拙さにある。
◆「唯一の負け手」を踏んだ高市首相の行動
ウッテン氏らの論文は、さらに残酷な事実を日本に突きつける。分析対象となった12カ国のうち、オーストラリアやドイツなどは政治的関係が改善すれば貿易も増加した。しかし、日本、アメリカ、韓国、インドの4ヶ国はにおいては、政治的関係が改善するというポジティブなショックを与えても、貿易には「ほとんど(negligible)影響がなかった)のである。
この「日本のための特異な非対称性」を理解する必要がある。日本にとっては、中国との関係を「良く」しようとする外交努力(たとえば首脳会談や経済人の交流)は、貿易という実利には「ほとんど結び付かない」。一方で、関係を「悪く」する政治的行動は、ウィッテン氏らの論文が示す通り、「持続的かつ深刻な」経済的ダメージとして即座に跳ね返ってくる。
高市首相の行動は、この状況下で「唯一の負け手」を踏んだに等しい。戦略的に破綻している。戦略的に破綻している。成果の出ない「友好」カードは使えず、ペナルティだけが機能する「制裁」カードだけを相手に渡してしまった。この政治的失態は、事態が収まった上で追及されるべきだろう。
今回の騒動は、「経済と安全保障の分離」という牧歌的な時代が、完全に終わった現実を見せつけている。高市外交の稚拙さは論外である。しかし、中国との根本的な価値観の対立は、いずれ表面化する「避けられない衝突」でもあった。
◆中国は、日本の経済的弱点を正確に突いてきた
重要なのは、これから日本が持つべき「覚悟」の種類である。
~以下、(次号)に継続アップ~
(記事出典:小倉健一 氏(元プレジデント編集長)/ MINKAB 225/11/19 )
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