人気ブログランキング | 話題のタグを見る
貿易ともだち
gewerbe.exblog.jp

貿易、通関に関するページ
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
フォロー中のブログ
プロフィール
名前:kenyou
カテゴリ
以前の記事
2026年 02月
2026年 01月
2025年 12月
2025年 11月
2025年 10月
2025年 09月
2025年 08月
2025年 07月
2025年 06月
2025年 05月
2025年 04月
2025年 03月
2025年 02月
2025年 01月
2024年 12月
2024年 11月
2024年 10月
2024年 09月
2024年 08月
2024年 07月
2024年 06月
2024年 05月
2024年 04月
2024年 03月
2024年 02月
2024年 01月
2023年 12月
2023年 11月
2023年 10月
2023年 09月
2023年 08月
2023年 07月
2023年 06月
2023年 05月
2023年 04月
2023年 03月
2023年 02月
2023年 01月
2022年 12月
2022年 11月
2022年 10月
2022年 09月
2022年 08月
2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 12月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 03月
2006年 02月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
最新のコメント
現在の採点は、スキャナで..
by Gewerbe at 12:55
> 1さん 【解答欄】..
by Gewerbe at 05:52
名無しさん: ありがとう..
by Gewerbe at 06:05
2番目の解説についてなの..
by 名無しさん at 23:08
ルカによる福音書 21章..
by 終末の預言 at 13:56
韓国の開発技術なん?po..
by 名無し at 09:30
こんにちは 昨年からちょ..
by くっちぃ at 12:59
ラッキーさん: ご指摘..
by Gewerbe at 10:46
龍田峻次
by 経済 at 16:23
経済
by 今井慶松 at 16:22
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
(3)
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
『潜行―千里ーILHA FORMOSA』ー①

 (貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (8774)

台湾の先住民族を描いた映画「潜行ー千里ILHA FORMOSA」から考えたい、世界の複雑さに対して謙虚になることー①

 「潜行」「潜入」と聞いて、まずどのような印象を持つだろうか?
「アジトへの潜入」「犯罪組織潜入」「潜入捜査」...実際、この言葉には人の知らないところに潜り込むというニュアンスがある。

 台湾の先住民族を取り上げたドキュメンタリー映画『潜行一千里ILHA FORMOSA(イラ・フォルモサ)』が昨年11月22日、東京などでも劇場公開された。本作を手がけたのはこれまでの作品に定評がある映画製作集団「空族(くぞく)」である。

 空族のメンバーにとって、または空族の映画作品を視聴する多くの人々にとっては確かに、台湾の先住民族の人びとや集落、行事はこれまであまり知る機会のなかった事柄なのかもしれない。だからこそ、冒険的なワクワクする「潜行」という言葉がぴったり来るのだろう。ただ、そこで昔から連綿と暮らし続けた人たちにとってはどうだろうか。

帝国主義時代の「探検記」を思い起こす
 この点で、本作が思い起こさせるのは、今から100年近く前の帝国主義の時代に流行した「探検記」だと思う。
 この時期、欧米人や日本人は世界中で「未開」「奥地」「探検」して歩いた。台湾の先住民族は「蕃人」「生蕃」「高砂族」と呼ばれ、「台湾生蕃探検記」のような本も数えきれないほど出版された。
 本作は、そんな100年前の「探検記」につきまとう「もの珍しさ」や「好奇の目」を思い出さずにはいられない
 なぜならば、製作者側が台湾先住民族、ひいては台湾の社会・文化・歴史に対してあまりにも認識不足であることを露呈している(元日本軍の軍人が戦犯容疑から逃れるためにアジア各地に「潜伏」した記録である辻政信『潜行三千里』のパロディであるなら、それにはまた他の問題を感じるがここでは割愛する)。

 もちろん、最初からそうした知識を備えているクリエイターがいないことは百も承知だから、あらかじめ準備すべきとは思わない。問題は、撮影を終了して映画を完成させるまで、編集やナレーション入れ、字幕テロップ入れなどの段階で、専門家にアドバイス受けて、修正、注釈、訂正を加えることはできたはずである。なぜ、それをしなかったのか疑問である。

 率直に言えば、本作に登場するあらゆる事柄は、ナレーションや字幕の認識が間違っているか誤認を生む、もしくは「カッコ」付きか注釈をつけたうえでようやく使用が安全となる言葉ばかりである。空族の作品はこれまで台湾に関心を持たなかった人たちにたくさんの入口を開いてくれる貴重なものだが、完成前に専門家のチェックが十分でなかった点は非常に残念に思う。
 例えば、冒頭のタバロンの「豊年祭」のシーン。まず「部族」という言葉自体に、「未開の共同体」をイメージさせるとして使用に長く論争がある。また「原住民」という言葉も、日本では差別的イメージを持たせるので「先住民」を使うのが一般的だ。

台湾住民の呼称や分類には注意が必要
 ただ、台湾では「先住民」と言う言葉が「すでに滅んでしまった民族」を感じさせること、また長年の被支配・非差別の歴史において外来者から呼称されてきた「蕃人」「高砂族」「山の民」「山胞」などではなく、台湾という土地にもともと住んできた「主人」であるとの誇りを込めて、自らの名前を「原住民」と決めた過程がある(原住民正名運動)
 本来は華語で「原住民(イエンズーミン)」と呼ばれるべきだが、日本語でも読めてしまうので便宜的に「げんじゅうみん」と読んでいる状態だ。筆者も自著などでは彼らの自決を尊重して「原住民」を用いるが、必ず「どうしてそれを用いるのか?」という注釈を入れて使用する(ここで説明を終えたので、ここから彼らの自決を尊重し「原住民」と表記する)。

 開始から5分ほど経ったところで台湾の山岳地帯が映し出され、台湾の説明がある。ここには、「本省人85% 外省人13% 原住民2%」とあるが、これにも問題がある。「本省人」「外省人」という言葉は、現在の台湾において公式な場ではほとんど使わないし、使用に注意が必要な言葉である

 「省」というのはもともと中国の「省」を表す言葉だ。第2次世界大戦後、中国国民党が台湾に来た際に、もともと台湾にいる漢族(ホーロー系、」客家系)を「台湾省」の人びとという意味で「本省人」と呼び、それ以外の省(浙江、山東や四川など)から来た人は「外省人」として区別した。
 つまりこれは「台湾」というアイデンティティーを多くの台湾人が持つようになった現状にそぐわない。

 また、国民党と一緒に来た人たちもすでに2世、3世となり、「本省人」とのミックスも多く、そこまで厳密に何パーセントなどと統計できない状況になっている。

 ~以下、(次号)に継続アップ

(記事出典:栗来ひかり 氏(文筆家)/ 東洋経済ONLINE 2025/11/30

 blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木
『潜行―千里ーILHA FORMOSA』ー①_a0061688_09555605.jpg

『潜行―千里ーILHA FORMOSA』ー①_a0061688_1893611.jpg

by Gewerbe | 2026-01-22 07:16 | Trackback | Comments(0)