『日中関係が良好でなくても急増する日本移住! 中国で何が起こっているのか?』ー②
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『日中関係が良好でなくても急増する日本移住! 中国で何が起こっているのか? 日本は中国人富裕層の安住の地なのか?』ー②
~(前号)からの継続アップ~
◆「潤日」は「新華僑」とどう違うのか
おおくの「潤日」は、私たちがイメージする在日中国人、すなわち1980年代の改革開放以降に日本に渡ってきた新華僑とは多くの点で性質が異なるようだ。
新華僑のモードはサバイバルだった。大きな背景として日本と中国の経済格差が大きかったことがある。対して、「潤日」の人たちは、これとは全く違う特徴を持つ。最大の関心事はライフスタイル。自由で豊かな生活を享受しに来ている。
従来の新華僑の視野は日中両国間に限られがちで、日本語を習得し、必死に日本社会に溶け込もうとした。多くは就学生だが、密航や出稼ぎで日本にたどり着いた人もいる。多くの人は政治に無関心。もしくは中国政府と近い立場にある傾向が強かった。
◆では、「潤日」はどうか?
対照的に「潤日」の人々は、グローバルな視野を持ち、世界の先進国を見回して比較検討の上で日本を選んでいる。典型的なのは、中国の大都市に一度は住んだ経験を持つ。日本の黄金時代を知り、日本製のものに親しみを持った世代である。
彼ら彼女らは、日本語習得に関心を示さない、もしくは中年に差し掛かる年頃なので、そもそも第二言語言語習得が難しい。日本社会からは孤立しがちで、全てはWebChatグループで事足りる独自のエコシステムがあるのだ。文化人、起業家、知識人からエンジニアまで多岐にわたるプロフェッショナルが含まれている。 端的に言えば、「潤日」は比較検討をした結果として日本に来ているということになる。そのため、この先もずっと日本に居続けるとはいえず、中国国内で状況が好転したり、他国がより魅力的になれば日本を離れる可能性もあるだろう。ただ、現時点において日本が”適切な場所”であることは間違いないようだ。
ちなみに新華僑と「潤日」を比較した場合、居住地区にも明確な違いが見られると言う。新華僑のコミュニティとしては池袋がとくに有名で、かの地を選んだ人々は歳月を経て家族を形成すると、西川口のような郊外のマンションへと移っていったという。
では、「潤実」は? 「潤日」は、この流れから断絶しており、港区や江東区のタワマンに住む人も居るし、また郊外に別荘を構えたり、地方都市に一軒家を買う人もいる。
「日本のマンションは安い」と言われ始めた2000年ごろのこと。中国人は持家志向が強いため、豊かになればさらに高級なマンションを選ぶことになるだろうとの意見もある。
◆引退起業家安住の地
また、引退後の安住の地として日本を選ぶ人もいるようだ。たとえば、若くして「財務自由、提早退休」(FIRE1)を実現したというエンジニアの郭宇(グオユー)氏は、2021年から2022年にかけ、中流階級にとっても超富裕層にとっても、日本が移住先として「選択肢のひとつ」に入ってきたと分析している。
超富裕層の(中国政府に対する)信用レベルは大きく傷つきました。信用は非常に重要なものです。つまり、中国政府による(コロナ以降の)このような難しい政策が、中国にある彼らの資産の安全性に不信感を抱かせる原因となっているのです。
そのため、超富裕層は、さまざまな手段を使って、人民元の資産を徐々に海外に移し始めています。中流階級と超富裕層の両方が、海外移住をリアルなチョイスだと考えはじめているわけです。そして、何をすべきかを考えはじめる時、彼らはさまざまな国をリストに入れるでしょう。その中には日本も含まれるはずです。
その根拠として郭氏が「なぜなら、日本の経済は徐々に回復しているからです」と発言しているのは、なんとも興味深いところである。
(記事出典:印南敦史 氏(作家・書評家)/ 東洋経済 ONLINE 2025/03/31 )
blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木


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