『19世紀は労働者、20世紀は消費者がカモにされた...』ー②
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (8745)
『19世紀は労働者、20世紀は消費者がカモにされた...大企業が舌なめずりして囲い込む「21世紀のカモ」の正体』ー②
~(前号)からの継続アップ~
◆金持ちのカネ稼ぎに参加者が課せられる「無償労働」
テック資本主義では、プラットフォーム(platform)がテック企業によって構築される。人々は、その「場」に参加するコストとして、自らのデータ(personal data1)をテック企業に差し出す。そのデータそのものが、テック資本主義における「資本」なのだ。「21世紀の資本家階級」が富を蓄積するための資源なのである。
プラットフォームの参加者たちは、テック企業のつくった柵の中に囲われ、彼ら21世紀の資本家階級のために、データ生成や広告閲覧といった無償労働に従事させられる。そう、彼ら「21世紀の金持ちたち」がさらなる金持ちになるための労働をタダで奉仕するのだ。
20世紀の労働者たちには、労働時間とは別に自由時間があった。労働と自由の区別があった。しかし、21世紀の労働者たちは、その自由時間すら、テック資本主義のために労働させられる。しかも、繰り返すが、単なる労働ではない。れっきとした無償労働だ。
◆カモは今日もInstagramに”いいね”を押し、公告を見る
あなたも、どこかのプラットフォームで、何かを閲覧したり、なにかにLikeをつけたり、なにかを投稿したり、何かのメッセージを送受信している。場合によっては、自分自身の性別や居住地や趣味や購入履歴まで抜き取られている。すべてテック資本主義が喉から手が出るほど欲しがっているデータであり、彼らが儲けるための原材料だ。
もちろん、古代の奴隷と違って、あなたがそこに居続けるか否かは自由である。あなたを縛る物理的なムチも鎖もない。しかし、実質的には、そのような自由などない。周りの人々がそのプラットフォームに参加していれば、あなた自身もそのプラットフォームに居続けるしかない。選択の自由など、ただの幻想である。
現に、読者の皆さんの中で、Big Techの何たるかを少し知ったところで、たとえば、今この場でInstagramのアカウントを削除できる者が1人でもいるだろうか。いるわけがない。
写真の趣味を持っているわけでもないあなたが、Instagramの負の影響を十分すぎるほど知っているあなたが、明日もなぜかInstagramにアクセスするのだ。知り合いのくだらないプライベート自慢にLikeを押すのだ。転職公告や脱毛公告のリールを延々と閲覧するのだ。明日もザッカバーグ及びMeta社の株主たちに買い物を差し出すのだ。それが、あなたという小作人が置かれている厳然たる現実なのだ。
~以下、(次号):『搾取者は実態がバレても搾取し続ける』に継続アップ~
(記事出典:大田比路 氏(著作家)/ PRESIDENT Online 2025/12/24 )
blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木


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