『19世紀は労働者、20世紀は消費者がカモにされた...』ー③
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (8746)
『19世紀は労働者、20世紀は消費者がカモにされた...大企業が舌なめずりして囲い込む「21世紀のカモ」の正体』ー③
~(前号)からの継続アップ~
◆搾取者は実態がバレても搾取し続ける
もちろん、たいていの人間は、自分が小作人であることを否定する。昔から無料で楽しく使っていた娯楽が、自分をカモにする装置だったことを否定する。そのような事実を認めることは、今までの自分そのものが否定されることを意味するからだ。こうして搾取者は、実態がバレてもなお権威を握る絶対者となっていく。
例えば、あなたはデバイスから通知を受取る。アプリアイコンの右上に赤いバッジの数字が出ているのを見つける。そして、その赤いバッジを消すために、アプリをタップする。
あなたは霊長類である。霊長類の特徴の1つは、色彩情報を高度に識別できる点だ。そして、色彩情報の中でも、最も重要なのが赤(red)である。赤という色彩情報は、人間に威圧感と焦燥感を与え、人間の行動をコントロールする最大のツールなのだ。
◆誰もInstagram, Googleのアカウントを削除することができない
そして、アプリを開けば、自分の指を使ってタッチスクリーンをスワイプするという行為を繰り返す。このスワイプという指の動作も、人間を中毒症状に陥らせるために意図的に設計されている。
いったんテック企業の領域に入り込めば、そこは、あなたの時間を奪い、アテンションを奪い、その場から抜けられなくテクノロジーの仕掛けで溢れている。
こうしてあなたは、テクノロジーと資本主義が編み上げたカゴの中でネズミとなる。シグナルを与えられる度にカゴの中を走り回るネズミとなるのだ。
もう一度聞こう。あなたは、いますぐに、この場において、Instagramのアカウントを削除できるのか。Xのアカウントを削除できるのか。Googleのアカウントを削除できるのか。それに対するあなたのリアクションと言い訳こそ、全てを物語っているのだ。
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アテンションエコノミーは、私生活と労働の間にあった壁、娯楽と情報の間にあった壁を溶かしていく。それらすべてが、24時間365日体制で押し付けられるコミュニケーション環境下に置かれるわけだ。
現代では、眼球(eyeballs)とは、人間が外部からの視覚的刺激に対して行動する現象として再定義される。
つまり、特定のターゲットや関心のある場所に人間たちの視線を誘導し、正確に留まらせる戦略が高度化しているのである。眼球は、自然な視野から切り離され、電子的な刺激に反応する身体的回路の一部と化している。Googleをはじめとするテック企業は、我々の日常生活のあらゆる瞬間を支配しようと競争しているのだ。
ーーJonathan Crary,24/7: Late Capitalism and the Ends of Sleep......
(記事出典:大田比路 氏(著作家)/ PRESIDENT Online 2025/12/24 )
blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木


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