(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (8712)
『「脱ドル」が騒がれても崩れない理由 歴史・データ・デジタル通貨から読む”米ドル基軸体制”の本当の強さ』ー①
~賃金抑制の要因の一つとして、企業主導のグローバル化に伴う国内の労働需要減少を挙げている。米国主導のグローバル化の一翼を担ってきたものがドル基軸通貨制度であろう~
◆ドル基軸は揺らいでいるのか?
足元では、トランプ大統領の政策方針が「ドル基軸体制の終焉」に繋がる旨が議論されている。足元のデータを見てみよう。
ドルの基軸性を測る指標として、⑴外貨準備通貨におけるドル選考(価値が保たれるか)、⑵決済通貨の動向(利用されているか)、が挙げられる。
まず、外貨準備通貨における各国通貨の比率について、1IMFとEichengreen (2020)をもとに超長期でみる。
過去の歴史を振り返ると、第一次世界大戦以前に世界を席巻していた通貨は英ポンドであった。産業革命を経て、19世紀に世界の工場として圧倒的な工業力を誇っていたイギリスは製造業や貿易で世界経済をリードし、英ポンドは国際取引において幅広く使われる通貨となっていた。
その下で、ロンドンは世界最大の金融市場としても発展を遂げており、金融インフラを構築していたことも大きい。
1821年にはイギリスが金本位制を正式に採用し、ポンドと金の交換を保障した。その安定性が通過への信頼を高め、ポンドを中心とした通貨システムが形成されていた。
転機となったのは2度にわたる大戦である。イギリスは戦費調達のために戦時国債を発行、金本位制を停止するなど、通貨切り下げを度々実施した。
その一方で、アメリカはその軍需に応える形で工業生産を拡大し、欧州諸国への輸出を通じて利益を得た。この過程でイギリスから金がアメリカに流入していくことになる。
戦後のブレトンウッズ体制で「金・ドル本位制」が確立されていくことになるが、この過程で世界の外貨準備に占めるドルの割合が着実に高まっていった。
その後、ニクソンショック(ドル・金の交換停止)、ブレトンウッズ体制の崩壊(変動相場制への移行)、プラザ合意(ドル高是正の協調介入)と、ドルの基軸性を揺るがす出来事は繰り返されながらも、ドルは国際通貨システムの中心的地位を維持し続けた。
~以下、(次号):『米ドル基軸通貨制度とアメリカ経済』に継続アップ~
(記事出典:星野卓也 氏(第一生命経済研究所)/ TBS CROSS DIG with Bloomberg 2025/12/07 )
blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木


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