『デジタル技術導入で差が明確になった”日独のものづくり”...』ー①
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (8708)
『デジタル技術導入で差が明確になった”日独のものづくり”...後れを取る日本、「第4の産業革命」を起こしたドイツ』ー①
政府の大規模なシェン政策によって、さらなる発展を遂げたドイツの「ものづくり(製造業)」。近年はインダストリー4.0構想によって製造業へのデジタル技術の導入も進んでおり、さらなる経済の発展が期待されている。AIなどのテクノロジーの活用によって、ドイツ経済は今後どんな進化を見せるのだろうか。
本記事では、岩本晃一氏の著書『高く売れるものだけを作るドイツ人、いいものを安く売ってしまう日本人』(朝日新聞出版)より、ドイツ経済における「第4の産業革命」の実態と日本のデジタル活用の意識に違いを解説する。
◆中工程(製造工程)がインダストリー4.0の主題
ドイツ人が「インダストリー」と言うとき、それは「ものづくり(製造業)」を意味している。ドイツ人にとって、「インダストリー=マニュファクチャリング」なのだ。
インダストリー4.0構想は、ドイツ経済の基盤である製造業へのデジタル技術の導入により、生産性・効率性を上げ、売上を増やし、利益を出し、ドイツ経済をさらに強くする構想である。
産業クラスター(地域の企業、大学、研究機関、産業支援機関などが連携・強力し、技術やノウハウなどを相互活用して、新産業・新事業を生み出す仕組み)が製造工程の「前工程(=高い技術力をもった売れる商品の開発)」と「後工程(=世界に向けた販路開拓)」に対する支援である一方、インダストリー4.0構想は中工程(製造工程)に対する支援である。これが、ドイツのものづくりの全行程を政府が支援する体制なのだ。
ブラウンホーファ研究機構による支援により、多くの隠れたチャンピオン(※)が生まれ、⇒ それに加えて更なる支援を追加して産業クラスターが出来上がり、⇒ さらにインダストリー4.0構想が実施され、⇒ その結果、ドイツのものづくりが一層強い産業に変貌していったと言える。
(※)隠れたチャンピオン(Hidden Champions)
ドイツのハーマン・サイモン(Hermann Simon)によって提唱された「経営学」上の用語である。比較的小さい企業も多く、一般的な知名度は低いが、ある分野において非常に優れた実績・きわめて高い市場シェアを持つ会社のことを指す。
ものづくりドイツが、さらに一層強力なものづくり国家に変身する環境が2010年代後半頃までにはドイツ全体でほぼ整った。そしてその結果、ドイツのGDPが日本を追い越したのである。
~以下、(次号):『製造工場にも瞬く間に広がった「デジタル技術」の導入』へ継続アップ~
(記事出典:岩本晃一 氏(経済産業研究所)/ THE GOLD ONLINE 2025/12/06 )
blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木


htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-244857091"
hx-vals='{"url":"https:\/\/Gewerbe.exblog.jp\/244857091\/","__csrf_value":"dc0cbfca8685e2f15aa80ae7ca791e5ed848637bac8df5dd9d8a1fc8bdac9bd5db6850c83f8455eee6d54f4197d6a05b6858ce10563cced2e39f11c3d1e52590"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">