『”ものづくり大国・ドイツ”に学ぶ、日本が「失われた30年」を脱却するためのヒント』ー③
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『”ものづくり大国・ドイツ”に学ぶ、日本が「失われた30年」を脱却するためのヒント...日独比較で浮き彫りになる「類似点と相違点」』ー③
~(前号)からの継続アップ~
◆似た国同志、日独の相違点とは
日本とドイツの類似点を整理したところで、次は異なっている点を挙げていこう。
第1に、ドイツは国内で豊富な石炭が産出され、今でもエネルギー源の主要構成となっている(日本では、ドイツは再生可能エネルギーに転換したと思っている人が多いかもしれないが、国内の石炭やロシアから輸入する天然ガスに依存する割合は大きく、すべてを再生可能エネルギーで賄っているわけではない)。
日本は原子力発電の燃料となるウランも輸入であり、ほぼ全てのエネルギー源を輸入に頼っている。そもそもEUの前身であるヨーロッパ石炭鉄鋼共同体(ECSC)は、ドイツが戦争を行うための原資となった西ドイツのルール地方とザール地方の石炭・鉄鉱石などの資源を伊仏など6カ国で共同で管理することから生まれた。
第2に、ドイツは他国と陸続きである。この点は、ドイツの産業をより強くすることに大きく貢献している。
第3に、外国人労働者が多い。シリア情勢が悪化した2015年以降、当時のメルケル首相の決断もあり、ドイツは数多くの難民を受け入れてきた。背景には、人道的理由だけでなく、将来的な労働力不足を補う人材としての期待もあったとされる。現在、移民反対を掲げる政党があ伸長しているという現実はあるものの、彼らはドイツ社会に定着し、ドイツ社会の一部を担い、ドイツ人と同等の社会福祉を与えられている。
ドイツを旅行すると、タクシー運転手、レジ係、ホテル清掃員などはほとんどが外国人である。また、ドイツの出生率は、国籍を問わず、国内在住の女性を対象に算出しているので、外国人や移民などを除いた出生率はさらに低いと言われている。
~(次号)で、日本とドイツのマクロ・ミクロの経済パフォーマンスの比較によって、同じものづくりの国でありながら、近年の経済成長に差が出ている日本とドイツの違いを明らかにする~
(記事出典:岩本晃一 氏(経済産業研究所)/ THE GOLD ONLINE 2025/12/01 )
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