『「世界シェア7割」を独占! 東洋合成工業が握る半導体微細化の”生命線”』-①
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『「世界シェア7割」を独占! 東洋合成工業が握る半導体微細化の”生命線”』ー①
世界シェア、ナンバー1の日本企業は今も多数存在し、日本経済のみならず世界経済を支えている。特に小規模なマーケットで世界シェアが圧倒的に高く、世界のサプライチェーンで非常に重要な企業が日本にはたくさんある。「
日本人が知らない!! 世界シェアNo.1のすごい日本企業」の1社を取り上げてみます。

◆世界シェア70%「あらゆるタイプの感光材を製造」
東洋合成工業は、半導体の製造に使用されるフォトレジストの主要原料である感光材を製造している。その世界シェアは約70%。
フォトレジストとは、特定の光を受けると性質が変わる液状の科学薬剤だ。半導体の製造では、半導体の基板となるシリコンウエハーの上に酸化膜・窒化膜を形成した後にフォトレジストを塗る。その後、光線で回路図を焼き付ける。
フォトレジストの世界主要メーカーは、東京応用化工業、JSR、信越化学工業、住友化学、富士フイルムの5社。この5社で世界シェアの9割を占める。
東洋合成工業はこうした企業に感光材を販売している。フォトレジストにもさまざま種類があり感光材もさまざまだが、東洋合成はあらゆるタイプの感光材を製造できる。
半導体の製造過程ではわずかなホコリやチリも許されない。シリコンウエハーの直径を300mmとすると、10ナノメートルのゴミがあるだけで、その半導体は不良品となり使い物にならない。ナノレベルで表現しても実感がわからないかもしれいないが、例えるなら日本列島の広さの場所に10円玉大の汚れが許されないというレベルだ。
純度の高いフォトレジストを製造するには純度の高い感光材が必要であり、東洋合成はこの要求に応える高い技術を有する。フォトレジストの材料は感光材以外に高純度溶剤とポリマー(樹脂)などもあるが、東洋合成はこれらも製造している。「フォトレジストの材料すべてを製造しているのは東洋合成だけだ」(木村有仁社長)
◆化学品の物流ビジネスも手がける
東洋合成は他社の液体科学品を貯蔵・精製・輸送する科学品物流ビジネスも手がけている。顧客は大手化学品メーカーや総合商社などだ。
同社の高浜油槽所は、東京湾岸道路の千鳥町のすぐ近くというアクセス抜群の場所に位置し、4万3000平方メートルの敷地(東京ドームとほぼ同じ)に危険物貯蔵タンクをを計65基(総容量5万5400キロリットル)保有している。
敷地は海に面しており、船舶で運ばれた化学品を受け入れて、タンクに貯蔵したり、ドラム缶に詰め変えたりする。また、配送用のタンクローリーへの積載も行う。
東洋合成は単なる物流業者ではなく、化学メーカーなので、化学品の取扱いに慣れている上に、受け入れた化学品を分析・精製することもできる。海外から輸入される化学汎用品は純度が低いので、顧客の中にはここでの精製を希望する企業が多い。
国内の大手化学メーカーは低採算の汎用品の生産を減らし、好採算の付加価値製品にシフトする傾向がある。その分、これから汎用品は海外からの輸入品に頼ることになるが、海外製品の純度は日本製品ほど高くないので精製しなければ使用できない。そのため、物流センターに分析・精製機能があるのは顧客にとって便利なのだ。
また、顧客が希望すれば液体化学の合成も請け負う。化学製品の輸入、貯蔵、分析、精製、合成、出荷までを一気通貫でできるのが東洋合成の強みだ。
1カ月にやって来る船舶は50隻、タンクローリーは3000台もある。施設の充実と交通の利便性が評価されて施設稼働率は95%を超える。
現在でも交通の便がいいが、東京外かく環状道路(外環)が全面開通すれば、利便性はさらに向上する。
~以下、(次号)に継続アップ~
(記事出典:田宮寛之 氏(経済ジャーナリスト)東洋経済オンライン 2025/11/21 )
blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木


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