『「世界の警察官」をやめたはずのアメリカがいまだに世界中に軍隊を置くワケ』ー①
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (7578)
『「世界の警察官』をやめたはずのアメリカがいまだに世界中に軍隊を置くワケ』ー①
◆ 50を超える国・地域を網羅する米軍の軍事ネットワーク
2024年1月28日、ヨルダン北東部の砂漠地帯にある米軍基地が、敵対するイラン勢力のドローン攻撃を受け、死者3名、負傷者約40名の被害を出した。
バイデン大統領は直ちに報復を決意し、2月2日にB-1戦略爆撃機を繰り出し、隣接するイラク、シリア両国内に潜むイラン武装勢力や、イランの革命防衛隊(パスアラン)の拠点を精密誘導弾でピンポイント攻撃した。
今回の事件で、『ヨルダンの辺境の地まで米軍が進出しているのか』と、改めて驚いた方も少なくないだろう。2013年に当時のオバマ大統領は、「アメリカはもはや世界の警察官ではない」と断言し、世界に衝撃が走った。あれから10年、確かにアメリカは大軍を投入したアフガニスタン、イラクの2つの戦争からも撤退したことから、世界中に散らばる無数の米軍基地も畳んで”世界の警察官のバッジ”を返上しても不思議ではない。
ところが今回、図らずも相変わらずアメリカが世界中に軍隊を置き続け、「やめたくてもやめられない」実態を垣間見せられた格好となっている。
実際、米軍の巨大な軍事ネットワークは地球規模に及び、「太陽の沈まぬ軍隊」と皮肉る向きもある。星条旗を付けた兵士が駐留する国や地域は優に50を超え、数字の多さに改めて驚かされる。
英シンクタンクの「国際戦略研究所(IISS)」が毎年発行する『ミリタリーバランス(2023年版)』などによると、米軍の海外駐留兵力は23万人弱で、南極を除く全大陸に将兵を置く。これほどのスケールはアメリカ以外にはなく、中国、ロシアも真似できないだろう。
◆ 最大の海外駐留兵力を誇る「在日米軍』の位置づけ
具体的な駐留先と兵員数は後記すると、まず、海外駐留米軍のトップ5が以外な国である点に注目したい。
・1位 日本 5万5600人
・2位 ドイツ 3万9050人
・3位 韓国 3万0400人
・4位 イタリア 1万3050人
・5位 クウェ―ト 1万0000人
同、イギリス 1万人、 同、カタール 1万人で、何と在日米軍がトップを飾る。
アメリカにとって日本は、インド太平洋における覇権を維持するための”不沈空母”と位置付けている。冷戦期は旧ソ連を、21世紀に入ってからは軍事的に台頭する中国をそれぞれ「安全保障上最大のライバル」と位置付け、強力にけん制し続けている。
もちろん、在日米軍約5万5600人もこの戦略に合わせて海・空重視型のフォーメンションをとっている。海軍;7000人、空軍:1万7000人、海兵隊:2万5000人なのに対し、陸軍は2000人と極端に少ない(他に統合軍関連スタッフなど)。
ある軍事研究家は、「米軍にとって日本が一番居心地のいい外国」と指摘する。日本は高度な工業力・技術力を持ち、優良な後方支援(艦船・航空機の保守、修理など)を受けられる大きなメリットだが、それ以上に日本政府が在日米軍の駐留経費の一部を肩代わりする、「思いやり予算」が非常に魅力的だと言われる。その額は年間2000億円以上で、駐留経費の実に8割以上にのぼると言われている。「米軍部隊を日本に置く方が、維持費が浮いて助かる、とアメリカはそろばんを弾いている」(軍事研究家)というのもうなずける。
~以下、(次号):「最強だった「在独米軍」は在日米軍より少ない兵力に」に継続アップ~
(記事出典」JBpress 2024/02/12)
blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木


htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-242095178"
hx-vals='{"url":"https:\/\/Gewerbe.exblog.jp\/242095178\/","__csrf_value":"276e74187f9131716cf105cb67fd95ab1140c24122d91e5a0c44bde267117f00e782642ba1adb4c49347bd0c343a8d9cfb982978af2e9db32ff99ef431e0c85f"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">