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『立場逆転!技能実習生 待遇改善迫られる企業 水産・農業企業が敬遠される理由』
長引く円安による為替差損や母国での着実な賃金上昇により、ベトナムの若者にとって日本での技能実習はもはや「夢」ではなくなりつつある。
そうしたなかでも実習性候補を確保しなければならない現地の「送出し組織」は、実習生候補から徴収する「講習費用」や「送り出し手数料」の値下げに踏み切った。一時は費用の総額水準が約90万円だったが、いまや50万円以下という。結果、利幅が減った送出し組織は、日本側を「熱烈接待」する余裕もなくなってしまったわけだ。
一方、日本の受入れ企業も実習生を確保するため、待遇改善を迫られている。「監理団体(=日本側)からは、(受け入れ企業の情報は、技能実習生のSNSコミュニティーなどで共有されることもあり、悪評が立つと来てもらえなくなるから、実習生にはできるだけ優しく接するように)などと忠告されています」。
そう明かすのは、本州西部・中国地方の中小建築業者人事部に所属する30代のA氏だ。
監理団体からは、実習生の住宅改善についても勧められたという。「受け入れを始めた際に、築30年ぐらいの一軒家を購入して、各部屋に2人ずつ入居させていました。しかし監理団体からは、「古すぎては実習生のモチベーションにも影響するのでリノベーションしては?」と言われています。彼らの話によると、技能実習生1人につき、マンションのワンルームを用意している受入れ企業もあるそうです」。
ちなみに、外国人技能実習生機構は技能実習生の住居について《寝室については、床の間・押し入れを除き、1人当たり4.5㎡以上を確保すること》と定めている。4.5㎡といえば約3畳、シングルベッド2台分程度の広さだが、そんな規定ギリギリの寮では、実習生は来てくれないという状況も起きつつあるのかもしれない。
元技能実習生で、現在は日本のビル管理課者の社員として働く30代のベトナム人男性、ニャットさんによると、特に不人気なのが、水産や農業分野での実習だという。重労働のイメージが原因かと思いきや、別の事情もあるようだ。
「都市部に派遣された実習生の中には、休みの日に洋服や雑貨を購入し、それらをベトナムに転売している人が少なくない。実習生の給与だけでは昔のように故郷に家は建てられませんから、副収入が欲しいんです。しかし、水産や農業の受入れ企業は、バスが1日数本しかないような僻地であることも多く、それができません」。
実習生を受け入れているつもりが、実は”転売屋を大量輸入”しているとしたら、まったく皮肉な話である。
外国人材の受入れ拡大や訪日ブームにより、急速に多国籍化進むニッポン。外国人犯罪が増加する一方で、排外的な言説の横行など数々の摩擦も起きている。「多文化共生」は聞くも白々しく、欧米の移民国家のように「人種のるつぼ」の形成に向かう様子もない。むしろ日本の中に出自ごとの「異邦」が無数に形成され、それぞれがその境界の中で生きているイメージだ。
しかし、それは日本人も同じこと。境界の向こうでは、われわれもまた異邦人(エイリアンズ)なのだ...
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(記事出典:奥窪優木 氏(ルポライター)/ 夕刊フジ 2024/02/09)
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