(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (7542)
『20501年の未来社会は平安貴族のライフスタイルから予見できる~源氏物語を手掛かりに考える~』ー②
~(前号)からの継続アップ~
◆平安貴族の社会は経済と武力を意識しない社会だった
平安貴族にはお金の心配はあまりなかった。荘園を所有しそこで働く庶民」が担う生産の上前をはねて暮らしていた。(地主=経済)。地位や身分は血縁に基づく天皇制を頂点とする宮廷社会のしきたりに従って確保された(身分制=政治)。なにしろ武士はまだ一派を成す前の時代である。
こうした経済(荘園)と政治(身分制)の基盤(os=オペレーティングシステム)の基、貴族達は文化活動と己の教養を磨くことに一日の大半を費やした。
彼らはまた他者とのつながり、共感を非常に重視した(いわば「社会関係資本」の蓄積)。それが宮廷社会での地位を安定させ、天皇との距離を近くし、出世や自己表現に直結した。
こうして平安社会を支えたインフラは和歌だった。これはさしずめSNSやメールに相当する。あるいはOSを駆動させる仕組みという意味では「貨幣」「電力」に相当する存在と言えるかもしれない。
◆「源氏物語」から平安時代を洞察する
平安時代の社会と個人の様子は「源氏物語」から読み取れる、「源氏物語」は平安中期の光源氏の恋愛模様を描いた長編物語(実話を下敷きにしたと思われるフィクション)だが宮廷社会の人間模様を描写しており、当時の社会を文化人類学的に理解する資料になる。その5つを見ていこう。
(1)経済軸の不在
(2)天皇制の「文治」を 彩色兼備の女性が支えた
(3)貴族たちはひたすら文化活動にいそしみ、教養を磨いた
(4)貴族たちは文化力を発揮してつながり、共感を求めた
(5)すべての根底にある和歌
(1)経済軸の不在
源氏物語には貴族が金銭取引きをする描写はない。光源氏など、貴族たちはみな荘園を経済基盤にしていた。約20の荘園の記述が登場するが荘園で働く農民たちも貴族の財産で、荘園からは米や布、木材といったあらゆる生活物資を徴収することができた。光源氏らが個人的に遠出をする場所は近くに自分の荘園がある場所と決まっており、その荘園から衣食住をはじめ葬儀などの行事に至るまで、すべの支援が得られた。貴族たちは現代人のように目先の貨幣の獲得について心配する必要はなかった。
~以下、(次号:「(2)天皇制の「文治」を彩色兼備の女性が支えた」に継続アップ~
(記事出典:上山信一 氏(慶応大学名誉教授・経営コンサルタント) 2024/01/11)
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