(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (7120)
『経済安全保障の将来的視点』ー⑤
◆SDGsの影響力の拡大
2015年に国連の主導により推進された「持続可能な開発(SDGs)」目標は、17のゴールとその下に作成された169のターゲットについて、2030年を目標に達成を目指すものとなっている。
2000年に導入された「ミレニアム開発目標(MDGs)」に比べて大幅にゴールやターゲットを増やしたことにより、小中学生から「わたくしごと」としての関ることが可能となり、世界中で急速に認知度が高まった。
ただし、17のゴールの中には、「貧困削減」のように順調に成果を出してきた部分がある一方で、「環境の持続性可能」など、まだゴールに到達するには課題の多い問題も残されている。
2030年までの目標達成まで10年を切り、課題の解決が急がれるタイミングで、新型コロナの解決が急がれるタイミングで、新型コロナの発生がSDGsの達成に黄信号を燈らせることとなった。これまで順調に削減されてきた極度の貧困(Extreme poverty)者数が増加に転じ、2022年には新型コロナが発生していなかった場合よりも極度の貧困者数が世界で7540万人~9520万人増加すると予測されている。これは2017~18年の水準とほぼ同一であり、世界は新型コロナにより貧困削減が4~5年
年足踏みすることになったのである。
新型コロナ発生による世界経済の混乱により、多くの国が生活必需品の輸出規制を導入するといった動きも、貧困や飢餓の拡大につながり、SDGsの目標達成にブレーキをかけるものとなった。
もともと、各国の政府部局内では、貿易担当部局と開発担当部局は必ずしも日常的な連携が十分に取れているとは限らないが、近年ではG7やG20といった首脳会議では、貿易ルールの問題、貧困削減や地球環境保護の問題がセットで議論されることが多くなってきており、「貿易」と「開発」の相互関係の強化は途上国を貿易自由化交渉に巻き込むためにも重要なツールとなり始めている。
~以下、(次号):『地球環境保護と「貿易と環境」』に継続アップ~
(記事出典:小田正規 氏(日本大学国際関係学部准教授) 2022/10)
blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木

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