『市場に出回り始めた「ゲノム編集食品」 安全性の検証がないことを懸念する声も』
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (6126)
『市場に出回り始めた「ゲノム編集食品」 安全性の検証がないことを懸念する声も』ー①
ロシアのウクライナ侵攻によって、ウクライナからの穀物供給が不足し、世界的に物価が高騰。輸入に頼る日本も大きな影響を受けている。紛争のみならず、干ばつや水害などの異常気象、病害虫の発生など、穀物生産は様々な影響を受けやすい。
しかし、遺伝子組換え技術によって気候変動や病気に強い作物の栽培がより広範に行われるようになれば、食料システムは紛争や感染症などの影響を受けにくくなるといわれている。すでに遺伝子組換え(GM)作物は大量に市場に出回っている。
さらに、最先端の技術によって生み出される「ゲノム編集食品」も市場に出回り始めている。
「ゲノム編集とは、他の生物の遺伝子と組換えるのではなく、その生物が持つDNA配列の一部を切り離すことをいいます。ハサミの役目をする酵素(Cas9)と、壊したい場所までハサミを運ぶ案内役のガイドRNAを用いて行います」(食品問題評論家・垣田逹哉さん)
日本ですでに流通しているのが、「22世紀ふぐ」だ。近大マグロで知られる近畿大学の養殖技術と京都大学ゲノム編集技術のコラボによって生み出されたフグで、通常の1.9倍の早やさで成長し、必要な餌量は4割減だという。
成長の早やさの秘密は、食欲の調節にかかわる遺伝子を破壊し、旺盛に餌を食べ続けるようにしたこと。その分、養殖に係る費用は安くなり、環境への負荷もへらすことができるというわけだ。
このフグはすでに京都府宮津市の「ふるさと納税」の返礼品に加えられ、人気を集めている。他にも太ったマダイや「GABA(Ganma Amino Butynic Acid=ギャバ・γアミノ核酸)」を多く含むトマトなどが国内で流通し始めている。
だが、特定非営利活動法人・日本消費者連盟事務局長の綾瀬千世さんはこう警鐘を鳴らす。
「日本人はGABAが不足しているから”高GABAtトマトがいい”とか、フグやタイが安く買えるなど、いいイメージばかりが先行します。しかし、直接的な害があるかないかも、食べ続けて10年後、501年後にどんな影響があるのかも調べられていない。GM食品には形式的とはいえ国の審査がありますが、ゲノム編集に関しては審査どころか、動物実験も行われていない。とても安全だとは断言できません」。
遺伝子組換えとは違い、ゲノム編集は狙った部分の遺伝子をひとつ変えるだけのため、「自然界でも起こり得る変化だから安全」というのが推進派の主張だ。米ボストン在住の内科医
大西睦子さんはこう話す。
「しかし、切断する酵素の設計にミスがあれば、狙っていた標的とはまったく別の遺伝子に異変が起きてしまう。『オフターゲット』と呼ばれる現象です」
実際に海外では、ゲノム編集によって誕生した雄の子牛の染色体に異常が起き、調べてみるとDNA配列がめちゃくちゃだったというケースもある。中国が開発中の「収穫量の多いゲノム編集イネ」でもDNAに想定外の変化が起こり、収穫量はむしろ減少してしまったという。舌の肥大したウサギ、脊椎が多い豚、早期に死亡する牛など、「万全」とは言い難いのが現状なのだという。
「オフターゲットによってアレルギーを引き起こす物質になると、食の安全性に関わる問題になります」(大西さん)
「未来の食品」として急速に広がろうとしているゲノム編集食品。その安全性については、今後しっかりと検証していく必要がありそうだ。
(記事出典:マネーポストWEB / (女性セブンー20232月) 2023/02/19)
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