『存在感増す米国産乳製品に潜む「遺伝子組み換えホルモン」のリスク』ー②
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (6122)
『存在感増す米国産乳製品に潜む「遺伝子組み換えホルモン」のリスク』ー②
~(前号)からの継続アップ~
◆「発がんリスク7倍」のホルモン剤
「アメリカ産乳製品には安全上の懸念がある」と話すのは、食品問題に詳しい東京大学院農学生命科学研究科教授の鈴木宜弘氏だ。
「アメリカでは「遺伝子組み換え成長ホルモン」を投与された乳牛が飼育されています。牛乳生産量を増やすために開発された『ポパインソマトトロピン』というホルモン剤を注射するのです。略して『γ(ガンマ)BGH』または『γBST』と呼びます」。
これにより、乳牛の出す乳の量は2~3割ほど増え、乳を出す期間も30日ほど延びる。エサなどの飼育コストも大きく抑えられる。酪農家にとっては夢のような話だが、これは世界のほとんどの国で投与が禁止されているという。アメリカ・ボストン在住で元ハーバード大学研究員の内科医の大西睦子さんが説明する。
「γBGHを使用して生産された牛乳は、『インスリン成長因子(IGF-1)』という成分が増える。人間が過剰摂取すると、異常な細胞増殖、つまり、がん化につながると懸念されています」。
発がんの因果関係は明らかにはなっていないが、最新のレポートでは、牛乳に含まれるIGF-1を摂取し続けるとことの危険性を示唆している。
「2020年3月18日に発表された、米カルフォルニアのロマ・リンダ大学の研究では、5万3000人の女性を対象にした研究結果では、1日2~3杯の牛乳を飲む人は乳がんのリスクが80%増加することが判明しました。反面、豆乳を飲む人は乳がんリスクが32%減少。原因は判明していませんが、研究チームはγBGHによって増加するIGF-1と乳がんの関連性をにらんでいます」(大西さん)
解明されてはいないとはいえ、人体に危険性があるものがなぜアメリカで使われているのだろうか。
「γBGHは、枯葉剤で有名なバイオ科学メーカーのモンサント社が開発したもの。1994年にアメリカで認可されました。発がん性の疑いがあるほか、10歳以下の幼い子供に月経や乳房が膨らむといった異常な性発育が起きるなどして当初から安全性が疑問視されていましたが、モンサント社が日本の厚労省にあたるアメリカ食品医薬品局(FDA)を抱き込み、”γBGHは安全だ”という主張を押し通したのです」(鈴木さん・以下同)
ホルモン剤を使っていないことを示す「γBST/γBGHフリー」の表示は認められたが、FDAから”物言い”が付いた。
「FDAの指示で、ホルモン剤フリーの表示をしたければ、『γBST/γBGHを使用しても安全性は変わらない』ということを付記しなければならなくなったのです」
モンサント社が商品の表示を操作したために一時は売り場に溶け込んでいった”ホルモン牛乳”だが、1966年,1988年に相次いで『サイエンス』や『ランセット』などの権威ある医学誌に「γBGH/γBST入りの牛乳はIGF-1の濃度が高まる。IGF-1の血中濃度が高い人は乳がんの発症率が7倍、前立腺がんの発症率が4倍になる」との論文が掲載され、反対運動が再燃した。
『アメリカの消費者が再び立ち上がり、ダノンやウォルマート、スターバックコーヒーなどど大手企業が、『γBGH/γBSTs費用牛乳は扱わない』という姿勢を打出したのです。
これは消費者が声を上げた結果だといえます」
~以下、(次号):『「減産国名表記」も安心できない』に継続アップ~
(記事出典:マネーポストWEB (女性セブン 2020.04月号)
blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木
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