(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4600)
『「TPP11」と「日EU・EPA」-原産地規則の主な共通点と相違点』
【相違点】
1、原産品(地域原産品か締約国原産品か?)
2、付加価値基礎計算式(FOBかEXWか?)
3、税関による事後確認(直接か間接か?)
4、原産性証明書類の作成・保管
5、原産性証明書類の使用言語
6、セット規定
7、「TPP11限定」:MFN(一般)税率で通関後、事後的にEPA特恵関税の要求が可能
8、「日EU・EPA限定」:一旦、域外に出た原産品が再輸入された場合でも、第三国で何らの加工もなされず、元の形状のままであれば原産品扱いが可能
9、「日EU・EPA限定」:乗用車・自動車部品に係る品目別規則の関税割当のステージング及び 「拡張累積」又は「クロス累積」制度の導入合意
「1、原産品:(地域原産品)か(締約国原産品)か?」
「TPP11」で”地域(TPP)原産の概念が採用されているのに対して、「日EU・EPA」では”締約国原産”の概念が採用されています。地域原産は、多国間EPA協定において、より一層のメリットがを享受できる性格の概念ですが、日EU・EPAはバイ協定であることに加え、我が国と欧州の物理的な距離を考えると、実務上、締約国原産の方が理解しやすいかもしれません。一方で、完全累積制度を採用しているので、締約国原産を採用しても地域原産に劣後することはありません。
「2、付加価値基準計算方式ー(FOBかEXWか?)」
「TPP11」における付加価値基準の計算式が分母を原則FOBとする控除方式、積上げ方式、重点価格方式、純費用方式の4種類を採用しているのに対して、「日EU・EPA」のそれは、分母をFOBかEXWの選択制とし、FOBの場合は控除方式、EXWを適用する場合は非原産材料の最大使用許容比率としています。FOBの控除方式を採用する場合の付加価値数値は、EXWから船積みまでの諸費用を加えた金額となるので、EXWより5%高く設定されています。
~以下、(次号)に継続~
(記事参考:原産地オタク達の八丁堀梁山泊~)
★
「EPA原産地規則」については、以下の検索で解説資料(PDF)でサイト上にアップされていますので、全科目受験者は、本試験までに一読しておくことをお勧めします。
[経済連携協定(EPA)に係る原産地規則の概要〕-輸入食品を中心にー(PDF)
~東京税関・業務部・総括原産地調査室~
www.kanzei.or.jp/yokohama/.../2019.06.06g1.pdf.
blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木
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