『ASF(アフリカ豚コレラ)=「アフリカ豚熱」)・・!?-⑤』
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4406)
『2020年、日本人が「豚肉」を食べられなくなるかもしれない・・・!?』
-中国では、国内価格が3倍にー
中国では、165カ所で感染が確認され、119万3000頭が殺処分されたと、と公式発表されています。
母豚が殺処分されると子豚の生産が止まるため養豚産業への影響は大きく、豚の飼育頭数が少なくとも4分の1は減った、と見られています=1億頭以上です。豚肉の価格は、2018年初頭から2年間で3倍近くに高騰しています。
そのため、中国はアメリカなどからの豚肉輸入量を増やしています。世界で豚肉が奪い合いになりつつあるのです。 日本の豚肉の国産自給率は49%。輸入は、アメリカ、カナダ、スペインなどがからが多くなっています。日本にASFが入ってきても輸入すればいい・・ということになり得ません。国内へのASF侵入を許してしまい感染が広がれば、日本で豚肉を食べられなく恐れすら出てきています。
ー加熱加工された肉製品でも、輸入は禁止ー
では、どうやってASFの侵入を防ぐのか? 農水省は、他省や諸外国とも連携して、水際でウイルスを食い止める「日本に持ち込ませない」「持って来ても、国内に入れない」と、かりにウイルスが入ったとしても、「イノシシや豚にうつさない経路遮断」の対策を講じています。つまり、侵入と流行を複数のバリアで食い止めようと、というわけです。そして、それぞれに、養豚関係者だけでなく一般人も守るべきポイントがあります。
☆
生肉だけでなく、加熱加工した製品も原則として輸入禁止であることを知らない外国人客・日本人が少なくありません。加熱が足りなければ、ウイルスは活性を持ったままです。しかも、冷凍された肉で110日間以上、燻製や塩蔵のハムでも300日間以上、ウイルスが感染性を失わなかった、という報告もあります。
実際に、日本に手荷物として持ち込まれたハム・ソーセージ等からこれまで36例、ASFのウイルス遺伝子が検出され、そのうちソーセージの2例はウイルる分離検査が陽性でした。
つまり2例についてはウイルスが活性性を持ち感染力があった、と言えます。
(記事抜粋:現代ビジネス YAHOOニュース 2020/01/29)
blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木