(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4404)
『2020年、日本人が「豚肉」を食べられなくなるかもしれない・・・!?』
ーCFS(豚コレラ)は、海外からの食品持込みが原因かー
CFS(豚コレラ)は20年以上、日本では発生しておらず、今回の流行は海外から入ってきたウイルスが原因。遺伝子型の分析などから、次のような感染ルートではないか、と推測されている。
(1)ウイルスが活性性を持ったままの豚肉や加工肉製品が中国やその他の国から持ち込まれた。
(2)食べ残しなどが廃棄され、それを野生イノシシが食べて感染が拡がった。
(3)野生イノシシが豚舎に入り込んだり、ネズミなどの小動物がイノシシに接触しウイルスを付けたまま豚舎に入るなどして、豚に感染した。
(4)野生イノシシの感染がさらに拡大し(3)が各地で起きたほか、豚の移動や人、車の移動などによりウイルスが他の豚舎にも移り、流行が拡がった・・・。
CSFの沖縄への侵入経路として考えられているのも、食品残渣。農水省の拡大CFS疫学調査チームによれば、沖縄で見つかったウイルスは外国からではなく、国内のウイルスと近縁。最も可能性がありそうなのは;
① 県外からCFS(豚コレラ)に汚染された肉などが入ってきた。
② その調理残渣などが豚の飼料として与えられた。
③ 飼料にウイルスが含まれ、沖縄の飼育豚に感染・・・
といったルートです。
食品残渣を飼料として豚に与える場合、70℃で30分間以上、80℃であれば3分間以上、加熱することが定められていますが、守られていませんでした。
いずれにせよ、沖縄の空港や海港の防疫体制に問題があったのは確実です。
ASF(アフリカ豚コレラ)は感染性が強く、ワクチン、治療法なし!
(記事抜粋:現代ビジネス YAHOOニュース 2020/01/29)
blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木