『持続可能社会(サステナブル)・菅原文太(すがはらぶんた)』
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4988)
今日は日曜日ですか~、硬い話題ばかりでも肩がこりますよね~。
「菅原文太(すがはら ぶんた)氏」=”仁義なき戦い”や”トラック野郎”の映画主人公俳優として、かつては”ヤクザ映画”の主役として、硬派俳優で有名でしたが、2014年11月28日に亡くなりました。彼は、映画の影響から、ヤクザイメージが強いのですが、早稲田大学法学部中退で、実質的には極めてナイーブな性格、作家の五木寛之氏に近い性格ではないかと思います。私は、広島県呉市(仁義なき戦いの舞台)の海運会社に関係していることもあり、彼には興味を持っていました。
菅原文太さんは、生前、環境問題やエネルギー問題など社会的な発言で話題を呼んでいた。晩年は有機農業の推進に取組み、危惧していたのが「ミツバチ大量死」の問題だ。2014年6月には、「ネオニコチノイド系農薬はミツバチ減少の要因である」と結論付ける国際的な発表会で、「原子力ムラと同じように、世界的に巨大な”農薬ムラ”がある。人々の暮らしに密接に関わる重い課題だ」と力強く語っていた。
15カ国、53人の科学者からなる「浸透性農薬タスクフォース(TFSP)」は2014年6月、ネオニコチノイド系殺虫剤とフェニルピラゾール系殺虫剤に関する「世界的な総合評価(WIA)」を発表した。この発表会の実行委員会の代表者が菅原文太氏であった。文太さんは、2009年に山梨県北杜市で農業を始め、農業生産法人「竜土自然農法おひさまの里」を設立。農薬を使わない有機農業に取り組んでいた。
そこには菅原文太氏の「化学肥料、農薬を使う状況から脱却するために、有機野菜を率先して作る。安全な食べ物を作っていけるように、これからの農業を行う若者に農業を託したい」という彼の思いがあった・・。
(記事参考:alterna編集長・吉田広子 氏)
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