(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (4106)
10年前に始めたこのブログの「通関士受験対策」以外の各年の半年間は「貿易実務」と言うか幅広く、
「外から見たニッポン!」をテーマとして継続してきたつもりです。
そのポイントで、現在はイタリア在住の
「塩野七生(しおのななお)」の作品とかエッセイには大変な興味を持ち、”日本人による外部からの視点”という同じテーマでいつも熱心に読んでいます。単刀直入な彼女なりの性格もあるのでしょうが、いつも的を得た辛辣なエッセイには感心させられます。
「ダボス会議で、中国・習近平氏が行った
”自由貿易礼賛のスピーチ”には我が眼と耳を疑った・・。
それだけは中国人に言ってもらいたくなかったと思うと、笑うしかなかったのだが、何だか、地球が引っくり返ったようで愉快ではないか。(笑)
「トランプ・ショック!」、これによって起こる津波を避けたければ、トランプ氏の現行に注意を払いながらも、彼と関係しなくてもできる政策を次々と実現していくだけのことである。
TPPは不発に終わるとしても、あれのおかげでヤル気になり始めていた日本の農業改革。そして、私の考えでは漁業改革も林業改革も、日本の政治家の好きな言葉ならば”粛々(しゅくしゅく)”とやり続けるのである。
農業、漁業、林業ともの改革が実現すれば、少なくとも日本人に新鮮な水と食を保証することはできるのだから・・。
トランプ氏にもプーチン氏にも、習近平氏にも、関係なくやれること、つまり、日本人さえその気になればやれることをやってやると思いませんか?
何もスイスのダボスまで出向いて、
”自由貿易の旗手ぶる”ことまではしなくても~・・。」
(文:塩野七生(しおのななお)・イタリア/ローマ; 2017.01/23)文芸春秋 2017・03)
☆『ダボスが会議』
=「世界経済フォーラム(World Economic Forum) ビジネス、政治、アカデミアや、その他の社会におけるリーダー達が連携することにより、世界・地域・産業のアジェンダを形成し、世界情勢の改善に取り組む、独立した国際機関で、スイス・ジュネーブに本部を置く。
Blog up by Gewerbe 「貿易ともだち」 k・佐々木