『源泉徴収税(Withholding Tax):日本』
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (3135)
(JETRO(日本貿易振興機構) 貿易・投資相談Q&A)
「外国で機械設備の据付・試運転の技術指導を行いました。ロイヤルティーの支払いに際し、源泉徴収税(Withholding Tax)10%が控除されました。
源泉徴収税とはどういうものですか?
源泉徴収は所得税の徴収方法のひとつで、所得を支払う者が支払いの際に事前に所得税を差し引いた金額を受領者に支払い、国等に納付する制度です。
源泉徴収された所得税を源泉徴収税といいます。毎月の給与所得のほか、
配当、利子、使用料、原稿料、弁護士費用、ロイヤルティーの支払いの際に源泉徴収制度が運用されます。
多くの国で外国(非居住者及び外国法人)への所得の支払いに源泉徴収制度が適用されています。
今回のケースでは、貴社が外国で機械の据付・技術指導契約等に基づく作業に対し契約先から支払われる技術指導料については、貴社がその国で納税義務を負います。そのため、支払者である契約先が源泉徴収義務者として支払額の10%を税額を控除(天引き)して貴社に支払ったものです。
(JETRO 広報記事より抜粋掲載)
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木