『第50回通関士試験 (通関実務科目・その他問題)』
(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (3110)
7月1日に公布された「第50回通関士試験受験案内」においても;
(2)試験合格のためには、前期3(1)に掲げる各試験科目とも合格基準を満たす必要があります。
と記載されています。
《3》通関書類の作成要領その他通関手続きの実務
・通関書類の作成要領 (注2) 20点(2問)
・その他通関手続きの要領
(選択式):10点(5問) @2点
(択一式): 5点(5問) @1点
(計算式):10点(5問) @2点
〈合計〉 :15問 25点
☆
(1)通関実務科目においては、「申告書」と「その他問題」のそれぞれに
おいて、基準点以上の正解を確保する必要があります。
(2)近年の原則的な発表基準点以上は、「6割以上の正解」とされています。
(3)「選択式問題」と「計算式問題」は、@2点の得点配分の改正です。
(4)「選択式問題」
(そのすべてを選べ)で、すべてが正解でないと得点は与えられず、
部分点はありません。
(5)「計算式問題」
”選択式問題”ではありますが、「10桁数字の選択」で、
実質的には”記述式問題”となります。
☆
基準以上(6割以上)=15/25点以上を確保のためには、単純に配分していくと;
「選択式」: 3/5問=6/10点、
「択一式」:3/5問=3/5点、
「計算式」:3/5問=6/10点
〈合計〉: 15/25点=6割
で、(※)各3問以上の”絶対正解”=各問題で2問以上の不正解を出すと
⇒”即、不合格!”が決定する結果になります。
(※)
この『通関実務科目・(その他の問題)』において、各々に”3問以上の正解”を出すことが、どれほど困難な問題の内容であるか、早期に充分な認識と対策が必要とされます。
反対の言い方をすれば、この部分で、各2問以上の不正解をだせば、”即、不合格決定!”が決まるということになります。
☆
「通関実務科目・(その他問題)」を上記と別の分け方をすれば;
(1)計算問題 :5問
(2)物品所属区分問題:5問
(3)輸出入通関 :5問
となります。
(※)「計算問題」(5問)での正解を出すことが、合格への”絶対要件”といえることは間違いありません。
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木