(貿易ともだち)さん、みんな(がんばるチャン!)してるかな? (3004)
我々世代では、「原油(石油・石油)の天然資源には埋蔵量の限りがあり、いずれはなくなる」と聞かされ、「石油ショック!」も経験してきた世代です。しかし、今、北米大陸の「シェールオイル」採掘に伴い、世界の原油は生産過剰であり、それに反発する中東諸国は減産を決意せず結果として、世界には原油の生産過剰、ガソリン・石油がだぶついています。
今思えば、その全てが、産油国の「セールス・トーク」であり、経済政策上の「営業施策」であった訳で、それを煽るメディアに踊らされた我々がバカでした・・・。
原油価格は、2011年~2014年夏の間は、100~120ドル/バレルで推移していましたが、それ以後、2015年1月にかけて50ドル/ バレルへと急落し、その後も国際取引価格を落としてきました。
『米原油、一時29ドル割れ=12年2か月ぶりーイラン制裁解除で』
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、欧米などのによる「対イラン経済制裁解除」を受けて続落し、米国産WTI原油は1月17日午後(日本時間18日午前)の電子取引で一時、約2年2か月ぶりに1バレル=29ドルを割り込んだ。
WTIは、28.36ドルまで下落。その後は徐々に値を戻し、29ドル台を回復した。
17日午後9時半(日本時間18日午前11時半)現在は前週松清算値0.43ドル(1.46%)安の28.99ドル。
欧米は16日、対イラン経済制裁の解除を発表。イラン産原油の輸出拡大観測が強まり、世界的な供給過剰懸念が広がっている。
金融市場では、「原油安」と「中国経済の先行き」が、「投資家心理を冷え込ませる2大要因」(市場筋)となっている。
原油安が止まらなければ、世界的な株安が続く恐れももある。
(記事:時事通信 2016/01/18)
次号、「中東の原油の生産量は、世界の何割?」アップ予定。
by Gewerbe 「貿易ともだち」 K・佐々木